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マイケル・サンデル 著、鬼澤 忍 訳『実力も運のうち　能力主義は正義か？』／「努力と才能があれば何…
「能力主義（メリトクラシー）」は、闘争の敗者には屈辱、勝者にはおごりを与え、…
【全員、悪人】小説のなかの“極悪人”セレクション
小説のなかには時折、平気な顔で人を裏切り、数々の悪行を成し遂げるような“極悪…
稲泉 連『廃炉「敗北の現場」で働く誇り』／「世界でまだ誰もやったことのない」仕事に挑戦する人びとの…
2011年に津波で全電源を失った「イチエフ」（福島第一原子力発電所）。あと3…
【著者インタビュー】水野梓『蝶の眠る場所』／事件の関係者の子供たちは、その後どう生きるか
小学校の屋上から転落した小学生の死と、ある事件の死刑囚が最期に残した「真犯人…
今月のイチオシ本【エンタメ小説】
　主人公は、高校一年生の漣。父親の海外赴任に伴い、保育園の年長の時から中二で…
榎本泰子『「敦煌」と日本人　シルクロードにたどる戦後の日中関係』／オアシスの町をどう“発見”し、愛…
中国から中央アジアを経てヨーロッパを結ぶ古代の通商路「シルクロード」の要所で…
◇長編小説◇白石一文「道」連載第１回
◇長編小説◇白石一文「道」連載第１回
第一部　１　二〇二一年二月十九日金曜日。帰宅は午後十一時過ぎだった。今週はシ…
【SM小説】美咲凌介の連載掌編「どことなくSM劇場」第32話 首を斬られた女神像の事件――どえむ探…
人気SM作家・美咲凌介による、書き下ろし掌編小説・第32回目は「首を斬られた…
鈴村ふみ『櫓太鼓がきこえる』
鈴村ふみ『櫓太鼓がきこえる』
才能がなくても、やる　第三三回小説すばる新人賞を受賞した『櫓太鼓がきこえる』…
パク・ソルメ 著、斎藤真理子 訳『もう死んでいる十二人の女たちと』／日常のなかに「社会」を描く新進…
光州事件やミソジニー殺人事件などの社会的な出来事を扱いつつ、その一方で非現実…
【2021年本屋大賞】小説家・町田そのこのおすすめ作品
虐待やネグレクトをテーマにした長編小説『52ヘルツのクジラたち』で2021年…
ハクマン第６０回
ハクマン　部屋と締切（デッドエンド）と私　第60回
何がとはまだ言えないが、漫画が一つ連載終了することが決まった。理由は一点の曇…
【映画化】西加奈子『漁港の肉子ちゃん』原作小説の魅力
西加奈子の代表作である長編小説『漁港の肉子ちゃん』が、明石家さんまの企画・プ…
◇自著を語る◇ 滝田誠一郎 『奥会津最後のマタギ　自然との共生を目指す山の番人』
◇自著を語る◇ 滝田誠一郎 『奥会津最後のマタギ　自然との共生を目指す山の番人』
　猪俣昭夫さん（一九五〇年生まれ）は、江戸時代より前に奥会津・金山町の三条地…
◉話題作、読んで観る？◉　第38回「いのちの停車場」
◉話題作、読んで観る？◉　第38回「いのちの停車場」
　現役の医師・南杏子の医療小説を、『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出監督が…
【レーモン・クノーほか】“文体”の奥深さを味わえる「文体本」3選
レーモン・クノーによる『文体練習』など、小説や批評の“文体”に焦点をあてた本…
今月のイチオシ本【歴史・時代小説】
今月のイチオシ本【歴史・時代小説】
　デビュー作『虎の牙』、二作目『落梅の賦』と戦国時代の武田家にこだわってきた…
思い出の味 ◈ 阿部暁子
思い出の味 ◈ 阿部暁子
　普段はあまり自販機を利用しないのだけれど、寒くなってきて自販機に赤マークの…