◇長編小説◇里見 蘭「漂白」目次

里見 蘭「漂白」目次

毎週火曜日更新 本格法廷サスペンス好評連載中!
▶︎ NEW! 連載第61回


序章_予震

▶︎ 連載第1回
 「正義」とは!?若き女性弁護士が困難な刑事裁判に臨む、本格法廷サスペンス連載スタート!

▶︎ 連載第2回
 法廷内の視線を一身に浴びて弁護人・川村志鶴の最終弁論がはじまる!

▶︎ 連載第3回
 「異議あり!」検察官から激しく声が飛ぶなか、志鶴は事件の核心に迫る──。

▶︎ 連載第4回
 裁判員と裁判官に一度形成された有罪の心証を覆すのは困難だが──。

▶︎ 連載第5回
 裁判員や裁判官の心証は、シロへと傾いている。志鶴が確信したそのとき──。

第一章_自白

▶︎ 連載第6回
 判決から三日後、同期の三浦が口にしたのは刑事弁護士の苛酷な現実だった。

▶︎ 連載第7回
 いつもと変わらぬ家族との朝食。テレビではある未解決事件が特集されている。

▶︎ 連載第8回
 「こんなひどい犯人、殺されてもいいと思う」妹の杏の言葉に志鶴は……。

▶︎ 連載第9回
 「容疑者」逮捕を伝えるニュース速報、そのとき志鶴にまさかの連絡が──!

▶︎ 連載第10回
 一刻も早く被疑者と接見しなければ。志鶴は勇んで警察署に乗り込むが……。

▶︎ 連載第11回
 なかなか思い通りに事が運ばない警察署内。留置官は意外な事実を志鶴に告げる。

▶︎ 連載第12回
 「助けてくれ!」死体遺棄の疑いで逮捕された増山淳彦は接見室で叫んだ。

▶︎ 連載第13回
 弁護士だけは判断してはいけない──志鶴は慎重に被疑者と言葉をかわす。

▶︎ 連載第14回
 警察での取調べで、増山淳彦が「自白」に至った経緯とは──?

▶︎ 連載第15回
 被疑者の言葉をどこまで信じてよいものか──志鶴は注意深く接見をつづける。

▶︎ 連載第16回
 警察や検察と戦う方法を被疑者に伝える志鶴。ついに引き返せない一線を越えた。

▶︎ 連載第17回
 足立南署から綾瀬にある増山淳彦の自宅へ。志鶴はインターホンを押すが……。

▶︎ 連載第18回
 増山淳彦の母親と対面する志鶴。しかし永江と名乗ったこの弁護士はいったい?

▶︎ 連載第19回
 「淳彦はどうしていましたか?」依頼人の母親はすがるような目で志鶴に問う。

▶︎ 連載第20回
 「言ってませんでしたか……あの子は?」増山淳彦が志鶴に隠していた過去とは?

▶︎ 連載第21回
 確たる物証を警察がつかんでいないなら──そう考えていた志鶴に衝撃のニュースが!

▶︎ 連載第22回
 「一人では難しそうね」事務所所長の野呂加津子が志鶴の協力者に挙げたのは──。

▶︎ 連載第23回
 ニュース番組の録画をチェックする志鶴。問題のビデオ映像が映し出され……。

▶︎ 連載第24回
 来たぞ──志鶴は、日本の犯罪報道の現実に「ある慣性」を感じていた。

第二章_窒息

▶︎ 連載第25回
 一夜明けても広がる容疑者逮捕の衝撃──テレビには弁護士のコメンテーターが……。

▶︎ 連載第26回
 増山の弁護を引き受けた事実を、志鶴は家族に話しておこうと考えていた。

▶︎ 連載第27回
 増山の案件で、田口と打ち合わせに入る志鶴。互いの弁護方針がぶつかり合う。

▶︎ 連載第28回
 多くの案件に奔走する志鶴。増山との接見にこぎ着けたのは午後七時過ぎで……。

▶︎ 連載第29回
 自分が置かれている状況を理解していない増山。彼と信頼関係を築くのだ!

▶︎ 連載第30回
 「私は、増山さんの味方です」弁護士として志鶴は、彼とある約束をかわす。

▶︎ 連載第31回
 これまでの取調べについて、被疑者・増山淳彦の「自由報告」が始まる。

▶︎ 連載第32回
 被疑者の頭のなかにある情報を、できるだけ早く正確に聞き出すために──。

▶︎ 連載第33回
 「私から質問させてもらっていいですか?」公判を想定して志鶴は慎重に訊く。

▶︎ 連載第34回
 増山を乗せた"列車"には、「実刑」以外に三つの終点がある──。

▶︎ 連載第35回
 「……無視してたら、怒られない?」志鶴に黙秘するように言われた増山は……。

▶︎ 連載第36回
 増山の母親に、日本の刑事司法の厳しい実態を伝えた志鶴だが……。

▶︎ 連載第37回
 「増山さんも、マスコミ報道の犠牲者です」志鶴の発言が思わぬ波紋を呼ぶ。

▶︎ 連載第38回
 東京地検の執務室。担当検事の放つ威圧感を志鶴は一身にあびることに。

▶︎ 連載第39回
 相手は東京地検刑事部のエース"鬼岩"。志鶴の体はすくみあがり……。

▶︎ 連載第40回
 「楽な商売だな人権派のセンセイも」捜査検事の挑発に志鶴は──?

▶︎ 連載第41回
 弁護方針をめぐり田口と衝突する志鶴。地検で接見した増山の口からは──?

▶︎ 連載第42回
 検事調べのようすを嬉々として語る増山。志鶴の目の前は一気に暗くなる。

▶︎ 連載第43回
 接見後に鳴った志鶴のスマホに朗報!? 妹の杏からは予期せぬメッセージが。

▶︎ 連載第44回
 東京地裁刑事部を朝一番に訪れた志鶴。増山の担当判事と面接するが……。

▶︎ 連載第45回
 冤罪の防波堤となってください!──志鶴の直訴は担当判事に届くのか?

第三章_物証

▶︎ 連載第46回
 土曜日も出勤する志鶴。同期の三浦は大手事務所への移籍を控えていた。

▶︎ 連載第47回
 「意外と簡単じゃん、黙秘」増山の言葉に、志鶴はかえって不安を覚える。

▶︎ 連載第48回
 都築と田口の弁護方針が対立するなか、志鶴には信じがたい〈速報〉が──。

▶︎ 連載第49回
 「あなたが検事に語ったことは事実なのか」田口に詰問された増山は……?

▶︎ 連載第50回
 準抗告のため東京地裁に乗り込んだ志鶴は、判事の言葉で頭のなかが真っ白に。

▶︎ 連載第51回
 接見室で増山に訥々と語りかけたあと、都築は彼とある約束をかわす。

▶︎ 連載第52回
 憔悴した増山の母親。志鶴は居間のローテーブルを見てぎょっとする。

▶︎ 連載第53回
 検察側が持ち出した強力な物証──志鶴は都築と対策を講じるが……。

第四章_原点

▶︎ 連載第54回
 いつもとは反対方向の列車に乗る志鶴。人知れず訪れるその場所は──。

▶︎ 連載第55回
 志鶴には、弁護士を目指すきっかけとなるある事件があった。

▶︎ 連載第56回
 事件の詳細を語る志鶴。──警察の作成した調書には決定的な疑問点が……。

▶︎ 連載第57回
 遺族が提起した国家賠償請求訴訟。すなわちその相手は国家権力だった。

▶︎ 連載第58回
 X県地裁の大法廷──。被告の白バイ隊員がいよいよ証人席に着く。

▶︎ 連載第59回
 小池弁護士による反対尋問はつづく。県警の隠蔽工作を暴けるのか──?

▶︎ 連載第60回
 数々の証拠を提示していく小池弁護士。対して白バイ隊員は……。

▶︎ 連載第61回  NEW!
 混乱を極め、紛糾する法廷──。静寂のなかに聞こえてきたものは?

 


 

里見 蘭(さとみ・らん)

1969年東京都生まれ。早稲田大学卒業。2004年、『獣のごとくひそやかに』で小説家デビュー。08年『彼女の知らない彼女』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。主な著書は、『さよなら、ベイビー』『ミリオンセラーガール』『ギャラリスト』『大神兄弟探偵社』『古書カフェすみれ屋と本のソムリエ』『天才詐欺師・夏目恭輔の善行日和』など。