小学館文庫

軍隊と平和憲法論争の原点は平安京にあった!

 「軍隊と平和憲法」論争の原点は平安京にあった・意表を衝く問題提起の根底にあるものとは、「天皇(家)および平安政府の軍備放棄というのは、日本史上極めて重大な、エポックメーキングな出来事である」(あとがきより)。なぜか、著者はその理由の一つは「言霊」であると説く。日本人固有の言霊信仰という新たな視点から、日本史の真実に迫る。解説・大月隆寛。

足利義満の秘められた野望を明らかにする

 "なぜ戦乱記を「太平」記と記したのだろうか? 後醍醐天皇の「遺言」に秘められたこととは。金閣寺に塗り込められた足利義満の「野心」。金閣「寺」の命名に秘められた義満「暗殺」の真相。義満暗殺の「実行犯」と「大文字焼き」の秘密…。日本史上かつてないほどの戦乱の世、下克上はびこる南北朝の時代とは現代の写し絵ではないか。""目からウロコ""の井沢流、歴史謎解きの冴えが光る。解説・吉村作治。"

日本人としてのアイデンティティを考える

 いま日本にはグローバリゼーションの波が押し寄せている。本書は、「ミカドの肖像」で大宅壮一賞を受賞した作家の猪瀬直樹と「敗者の精神史」で大仏次郎賞を受賞した文化人類学者の山口昌男が既存の枠を超え、天皇制と日本人を論じた知的対談集である。また文庫版オリジナルとして、ダイアナの死をめぐる英王室についての特別対談を収録。天皇制や王制を論じることで21世紀に向け、日本人のあるべき姿が明らかになるはずだ。

代ゼミ師匠の“バカ偏差値が偏差値バカに勝つ合格術”

 受験界の常識をくつがえし、わずか四か月で偏差値を60以上も上げ、複数の名門大学合格を実現させた伝説の男│代々木ゼミナール人気ナンバー1講師・B野敬介の、体験的「超」勉強法+合格法。志望校を偏差値で決めるな! 英語が苦手なら捨ててしまえ! 入試の当日まで勉強し続けろ! 受験のタブーを一刀両断。切れ味鋭いB野節が、未熟者にカツを入れる。これで入試に勝つ者は、人生にも勝てる! たぶん。

 なぜ聖徳太子に「徳」という称号が贈られたのか?そこには日本人特有の怨霊信仰との関わりが秘められていた。そのメカニズムを初めて白日のもとにさらしたベストセラーの文庫版刊行。 なぜ聖徳太子には「徳」という称号が贈られたのか? 『日本書紀』は天武天皇の正体を隠すために編纂された! 奈良の大仏は怨霊鎮魂のためのハイテク装置だった?!… など、日本人の「徳」の思想と怨霊信仰のメカニズムを解明する衝撃の推理。「井沢元彦は歴史という大海をたった一人で渡る冒険者なのだ。日本の歴史は井沢元彦を得たことでいっそう面白くなった」(高橋克彦氏解説より)。意想外の視点が日本史の死角に光をあてて大好評! 解説・高橋克彦。

激動の時代を描く三浦綾子の最新長編小説

 昭和16年、思いもよらぬ治安維持法違反の容疑で竜太は、7か月の独房生活を送る。絶望の淵から立ち直った竜太に、芳子との結婚の直前、召集の赤紙が届く。入隊、そして20年8月15日、満州から朝鮮への敗走中、民兵から銃口をつきつけられる。思わぬ人物に助けられやっとの思いで祖国の土を踏む。再会した竜太と芳子の幸せな戦後に、あの黒い影が消えるのはいつ……過酷な運命に翻弄されながらも人間らしく生き抜く竜太のドラマ。

「ドラえもん」を美味しく読むスペシャルメニュー

 "国民的コミック『ドラえもん』を、より美味しく味わって読むための""なるほどメニュー""の数々。ドラえもん通に、腕によりをかけておおくりしよう。連載開始のうら話、タイムマシンの変遷、のび太としずかの愛の成長記録、ジャイアンとジャイ子の兄妹愛…など。30年におよぶ連載史から、知っているようでいて案外知らない事実を通して、藤子・F・不二雄の心優しい、果てしない夢の世界へご案内しよう。"

人間の本質に迫る三浦文学の最高傑作

 昭和元年、北森竜太は、北海道旭川の小学4年生。父親が病気のため納豆売りをする転校生中原芳子に対する担任坂部先生の温かい言葉に心打たれ、竜太は、教師になることを決意する。竜太の家は祖父の代からの質屋。日中戦争が始まった昭和12年、竜太は望んで炭鉱の町の小学校へ赴任する。生徒をいつくしみ、芳子との幸せな愛をはぐくみながら理想に燃える二人の背後に、無気味な足音……それは過酷な運命の序曲だった。

音楽活動の伴走者が身近に見た等身大尾崎豊

 26歳で急逝した尾崎豊。1992年にロック・ミュージシャン尾崎が逝ってからかなりの時がたつが、若者が抱く苦悩や痛みをストレートに表現した名曲の数々はいまなお熱烈な支持を集め、また多くのアーティスト達からもリスペクトされ続けている。音楽プロデューサー須藤晃は、『反逆する十代の旗手』として、カリスマ的存在となった尾崎の才能を見いだし、育てた人物。アーティスト尾崎豊に、もっとも影響を与えた須藤晃が、尾崎との出会い、レコーディング秘話、知られざる素顔など、貴重な10年の歳月を克明に綴る。

日本人の「わ」の精神のルーツはここにあった

 「卑弥呼は天照大神だった!」日本史の常識を覆す大胆な推理で知的興奮を喚起したあのベストセラー初の文庫化。本書では、日本史の総点検をめざす著者の問題意識を読者に投げかけることから始まる。従来の歴史アカデミズムには大きな欠陥があると著者は説く。史料、記録だけが歴史ではない。人間が人間として生きていた時代を今に甦らせるために今必要なことは人々の自由な発想、想像力であると。解説・藤岡信勝。

小学館文庫シリーズ