新刊エッセイ

鈴峯紅也『引越し侍 門出の凶刃』
レッツ、キャッチー 「タイトルはですね。こう、バーンとキャッチーに」と、初出…
上田健次『銀座「四宝堂」文房具店 Ⅲ』
宝田硯とエルキュール・ポアロ 時々「四宝堂の店主・宝田 硯のモデルは誰ですか…
上田秀人『新陰の大河 上泉信綱伝』
作品についての想い ずいぶんと昔、デビューして間もないころ、とある編集者兼作…
山崎ナオコーラ『あきらめる』
あキラキラめる 「あきらめる」って言葉をどう思いますか? 私は「好きな言葉は…
藤ノ木 優『-196℃のゆりかご』
命を巡る、ある家族の物語 命とは、はたして、いつから命と呼べるのだろうか? …
森本萌乃『あすは起業日!』
今日は木曜、あすは起業日! どんなに大きな仕事も、嬉しい仕事も、始まりはいつ…
辛酸なめ子『煩悩ディスタンス』
自然とのディスタンス 『煩悩ディスタンス』は、コロナ禍のソーシャルディスタン…
はらだみずき『山に抱かれた家』
僕が田舎暮らしをはじめた理由 ――いつか田舎暮らしがしたい。そう夢見ていまし…
はらだ有彩『「烈女」の一生』
人生という長い長い時間 「この人の名前は何というんだろう?」と思ったのは、小…
夏川草介『君を守ろうとする猫の話』
「ようこそ、新たな迷宮へ」 本書『君を守ろうとする猫の話』は、2017年に上…
ヘレンハルメ美穂『アフガンの息子たち』
水面にかすかなざわめきを残して消える石 タイトルは『アフガンの息子たち』冒頭…
伊吹亜門『帝国妖人伝』
恋文がわりの妖人伝 ミステリの醍醐味は意表を衝かれることだと思っています。明…
中山七里『有罪、とAIは告げた』
AIなんて知るか、と作者は言った 「AI裁判について書きませんか」小学館の担…
まさきとしか『あなたが殺したのは誰』
断捨離を知らなかった私たち モノへの執着は薄いほうだと思う。捨てられないモノ…
長月天音『私が愛した余命探偵』
『悲しい』よりも『楽しい』がいい 私は夫を自宅で見送った。自宅といっても賃貸…
古矢永塔子『初恋食堂』
「かっこいいジジイ」 本作『初恋食堂』は、2019年に第1回日本おいしい小説…
柏木伸介『革命の血』
構想34年、執筆期間14年うち改稿期間4年 私は愛媛県松山市という保守的な町…
麻宮 好『母子月 神の音に翔ぶ』
ありがとう! WBC ストライクが入らない。原稿の話である。初稿。編集さんか…