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2005.12

「きらら12月号」愛読者はがきより
盛田隆二さんの「幼なじみの背中」……その時が幸せで、ずっとそのままでいたいと思い、後になってみるとあの時がすっごく幸せだったと思う。すごくいいなーと思いました。この短い作品で、こんなにも羨ましいと思い、あつくなれました。この出会いにラッキーです。
(埼玉県・30歳・女性)
初めて読む作家さんが多かったのですがとても面白かったです。中村航さんのインタビューが読み応えがありました。
(兵庫県・28歳・女性)
「悲しみの海を泳いで」のつづきが気になります。話がすすむうちに、だんだん倫子と達彦がどんなつきあいをしていたのか、とかふたりの関係がいろいろわかっていくのが面白くです。でも、達彦はもう死んでしまっているのですよね〜。ラスト(?)で愛する人を失った倫子がどうなっちゃうのか、気になりますね。
(栃木県・27歳・女性)
辻内智貴さんの「野の風」最終回……ますます良くなってきたのに最終回。まあ、これでいいのであろう。どことなくありふれた話ではあるが、中身の濃さを知った感じでした。また誰にも起こる問題(これからの時代に)としても考えさせられた。ひとりの老人、決して他人事ではない気がする。
(福岡県・32歳・男性)
「読み切り」連載が面白いです。「from BOOK SHOPS」に紹介されていたゲッツ板谷氏は雑誌のコラムでしか知らないので、処女作『ワルボロ』を読んでみようと思います。最近の「きらら」がどうもマンネリ化していると思います。新しい風を入れるために中原昌也氏の連載を……!! 中原氏は他の文芸誌で連載しているので“新しい風”ではないですが、個人的な趣味です
(千葉県・17歳・女性)
「WEBきらら12月」感想コーナーより
「こぶたのスーパー」は読み応えがある。どんどん読めるのでさらに読書が好きになる。
2005/11/27(埼玉県・14歳・男性・ペンネーム/honnzki)
「from BOOK SHOPS」の本屋さんのコラム、楽しみにしています。本屋に行ったとき、紹介されていた本に出会うと、思わず「あっ!」と思います。実際それで買ったことも何度かあります。本屋さんのおすすめだけあってハズレはありませんでした。新しい小説ばかりじゃなくて、いい小説はこれからもずっと店頭にあるといいのになあ、と思います。このコーナーで紹介された本を並べて「from BOOK SHOPS」フェアみたいなのがあったら楽しそうですね。
2005/12/15(三重県・34歳・女性・ペンネーム/なべ)
2005.11

「きらら11月号」愛読者はがきより
本を読むまとまった時間がとれない私でも、いくつかの小さなお話を読めることにとても感謝しています。最近、活字を追うことのできる時間をちゃんととれなくなって、初めて自分がいかに読書が好きで、そして「きらら」に救われているか、を実感しました。「きらら」が届けられる日が、待ち遠しいこの頃です。
(和歌山県・18歳・女性)
新連載の「虹色天気雨」って、とてもキレイなタイトル!すごく惹かれました。読んでみて○まる。いいえ◎にじゅうまる!!テンポがよくて読みやすいです。しっかりしてる美月ちゃんのペースにのまれっぱなしの市子サンがなんかお気に入りです。来月号が楽しみ!「ボイジャーに伝えて」もあいかわらず愛読中。この描写の瑞々しさがやっぱり好きだなあ〜と、読むたびに思うのでした。読んでると、読んでるだけで遠く広く旅してる気分です。
(山形県・22歳・女性)
中村航さんの「100回泣くこと」なんで連載終わっちゃうのよ〜と思ったら、嬉しいことにすぐに単行本化!早速購入しました。「きらら」で読んだつづきを読みすすめる喜びもありましたが、やっぱり、知らないうちに物語のふたりの世界に引き込まれ、涙があふれてしまいました。読み終えてから、ふとオレンジ色のカバーを外したら、また感動……。
(高知県・25歳・女性)
森絵都さんの「カラフル」は中学時代の図書司書推薦本だったのでちょっとしたブームになりました。「from BOOK SHOPS」にて……。イオン成田店は“地元”です。よく行く本屋の店員さんが(コラム)に出ているのは嬉しいです。
(千葉県・17歳・女性)
携帯メール小説の佐藤正午さんと盛田隆二さんの作品例、毎月楽しみにしています。読者からたくさんの応募があるなか、ふつうの作家さんなら同じ枠のなかで書く、というのはきっと書きにくいんだろうと思います。でも、それでも書く、そしてそこで見せてもらえるプロの腕には毎月唸ります。
(東京都・34歳・女性)
「WEBきらら11月」感想コーナーより
ちょっと前に、タレントの水野美紀さんがアメリカやヨーロッパまで行って、素敵な椅子やソファを紹介する、ようなTV番組を観て、椅子やソファって人の身体に接する大切なものだとか、時には人の人生まで象徴するものだと知って、えらく感銘しました。 そんな椅子やソファを(それこそ素敵なものを)毎月、表紙に使う「きらら」のセンスもまた素敵だなあ、と思います。今月のピンクのチェアもかわいいですね。次はどんな椅子やソファが使われるのだろう、とそちらも楽しみです。もちろん中身の小説も良いですし!桐絵キミコさんの短編にハマってます。
2005/11/1(京都府・26歳・女性・ペンネーム/りょう)
2005.10

「きらら10月号」愛読者はがきより
「from BOOK SHOPS」はいつも楽しみにしてます。自分で本を選ぶと、いつも好きな作家に偏りがちで、世界も限られてしまいます。でも「from BOOK SHOPS」のコーナーで紹介されると(恥ずかしながら)初めて見る作家名に興味を持ち、また新しい世界へ手を伸ばすことができました。(7月号のコラムで)森絵都さんに出逢わせてくれて、ありがとう。
(徳島県・36歳・女性)
駒沢敏器さんは「きらら」で初めて知った作家さん。毎月少しずつ読むのにぴったりな、きれいな文章で気に入りました。藤谷治さん、井上荒野さん、嶽本野ばらさんの連載が終わってしまって残念です。栗田有起さん、中島京子さんのようにインパクトのある短編を書くのが上手な人に登場してほしいです。
(石川県・?歳・女性)
「ボイジャーに伝えて」の恭子さんの話し方が『女』になってきたと思いました。それは北山氏との関係が『男と女』になりつつあるからでしょうか…。男と女がすることはもうやってしまっているからこの言い回しは変かもしれないですが。
(埼玉県・30歳・女性)
清水春日さんの「こぶたのスーパー」は読書するという意識が飛んでしまう感覚になりました。まるで目でみているような。テンポもいいし、会話で場面が読めてしまう。面白い作家さんだと思います
(東京都・32歳・女性)
今月号から始まった「悲しみの海を泳いで」には、何だか初回からハマってしまいました。自分としては或る意味で「きらら」っぽくないドロドロした(?)作品だと思うのですが、それでも!ある意味、昼メロみたいですごく次が気になります。不倫相手の家庭まで押しかけた倫子はこの先どうするつもり??
(神奈川県・27歳・女性)
「WEBきらら10月」感想コーナーより
嶽本野ばらさんへのインタビューに惹かれて、このサイトを初めて見ましたが、ラブリィな感じですごく気に入りました。野ばらさんの写真も格好いいです。。 「下妻物語・完」は「完」てあるから、もうおしまいなんでしょうか?また続編を読みたいです。
2005/9/29(福島県・17歳・女性・ペンネーム/リカ )
2005.09

「きらら9月号」愛読者はがきより
「100回泣くこと」→→この作品は、今までとばしていたページだったのデス。が、昨日、読んでみました。これ、なかなかいいですよ。次号が楽しみ。淡々とした語り口なんだけど、読み終わったあと、心にグッときます。こーゆー関係って、よくころがってそうでなかなかないですよね。彼女がとっても可愛いです。。
(山形県・20歳・女性)
新連載が2作ありますが、続きを読みたいと思うのは「こぶたのスーパー」です。桐江さんの連載は毎回楽しみにしていますが、「デンデンムシと桜の日」は微妙。あくまで前編なので後編に期待。創刊時は連載小説がどれも面白く感じていましたが、今はそうとは思いません。悪い意味ではなく、自分の好みが確立してきたからだと思います。最近思うのですが、“文学賞”が増えていませんか?
(千葉県・17歳・女性)
「ボイジャーに伝えて」…私は恭子さんにとても魅力を感じ、この話の続きをどんどん読みたいと思います。音楽のことは理解できていないのですが(←すみません)決して読みにくいわけではなく、むしろ読んでいて気持ち良いです。セント・ギガを聴く感じですか?聴いたことないですけど…。
(埼玉県・29歳・女性)
「WEBきらら9月」感想コーナーより
小さい頃、月刊漫画雑誌を毎月購入していた。発売日当日には手に入れ、何かにとり憑かれたかのようにものすごい勢いで読み終わっては次の発売日までまだかまだかと首を長くして待っていた。物語の続きをあれこれ想像したり以前のものを読み返したりして次の発売日までしのいだ。 「もうちょっと後になって買えばよかった、そうしたら次の発売まで待つ日数が少なくてすんだのに」とちょっぴり後悔をしながらも、発売したらすぐに買わずには、読まずにはいられなかった。 大人になってからは、小さい頃のように毎月何かを待ち望むということはぐん、と減った気がする。 しかし「100回泣くこと」を読み始めて毎月待ち望むものが久しぶりにできた。 早く読みたい、しかし読んでしまうと次の発売日まで待ち遠しい、という葛藤と久しぶりに闘っている。 この物語がどのように展開していくのか、収まっていくのか目が離せない今日この頃です。
2005/8/27(宮崎県・27歳・女性・ペンネーム/チョコレート番長)
PC上で初めて読みました。「クリームソーダ」決して明るいお話ではないのに軽いタッチで書かれていると思いました。懐かしい昔に有ったかも知れない話のように思います。どうゆう理由で死を選んだか書かれていなのが少し物足りないかも知れません。
2005/8/31(青森県・71歳・女性)
2005.08

「きらら8月号」愛読者はがきより
「なんだろこれ?」とたまたま見つけて手に取ったのですが、どれもすごく面白かったです。もっと早く知ってれば、連載最初から読めたのに……ちょっと残念です。あと、もっと小説のジャンルを増やしてほしいです。
(兵庫県・16歳・男性)
「TRAVELOGUE」を読んだら旅に出たくなりました。でもそれ以上に絵を描きたくなった。スケッチブックと水彩色えんぴつ持参で旅に出ようかな(出来れば港町)。
(兵庫県・28歳・女性)
「剣のこと」……剣19歳の割りにはおとなびて見えるが、読みやすいし、行動についての考えをそのまま受け入れることができる。(大道さんは)女性の眼、感覚でとらえる書き方、表現がうまいと思う。
(北海道・71歳・男性)
とうとう最終回をむかえた「いつか棺桶はやってくる」を読み終えて、思わずこのはがきに書いてしまいます。いやあ〜、面白かったぁ。藤谷治さんの作品は“これでもか!”ってくらいじっくりぎっしり書き込まれているので、読んでて楽しかった。マーちゃん可愛い!単行本に早くしてください。
(京都府・22歳・女性)
初めて読みました。連載小説は(話の筋が)ややわかりにくい部分がありましたが、携帯メール小説大賞は気楽に読め、おもしろく感じました。本のみの紹介でなく、その上安いのでうれしいですね
(兵庫県・48歳・女性)
もうちょっと読み切りやエッセイを多くしてほしいです。
(兵庫県・28歳・女性)
「WEBきらら8月」感想コーナーより
WEBでつづきを読める「100回泣くこと」楽しみにしてます。主人公と彼女の関係が自分のことみたいに気になります。これを読んで一気に中村航さんのファンになりました。中村さんのホームページにあるブログも毎日の楽しみです。この間、本屋で『I LOVE YOU』も買ってきました。
2005/8/5(愛媛県・21歳・女性・ペンネーム/かおりん)
2005.07

「きらら7月号」愛読者はがきより
「きらら」を初めて手にしたのですが、「いつか棺桶はやってくる」はストーリーの途中だというのに、どんどん読み進んでいく面白さでした。一冊の本になるのが楽しみです。基本的には短編が好きなので、読み切り作品も増やしてほしいです!!
(徳島県・36歳・女性)
ずいぶん作家さんの顔ぶれが変わりましたね。創刊号から「78(ナナハチ)」の連載を楽しみにしています。最近は桐江キミコさんの「読み切り」が面白いです。枚数が足りていないから(きらら文学賞に)入賞はしていませんが、読者としては賞より良いモノが読みたいに尽きるのでこれからも面白いモノを!また水野翠さんの作品読みたいです。連載希望。
(千葉県・17歳・女性)
西加奈子さんの「ゆきのおと 緑」にハマっています。デビュー作の『あおい』も読みましたが、彼女の作品って、やわらかい感じがします。大阪弁にもひかれます。スキデスね。
(山形県・20歳・女性)
伊坂さんのインタビューがとても面白く、興味深かったです。特に『重力ピエロ』についての話では、あらためて伊坂さんってすごい!と思いました。ほかにも、おもしろい小説がたくさんあって読み応えがありました。「ベラボー婦人」は、中でも異色のような印象をうけました。彼女の作品をもっと読みたいと思いました。
(大分県・18歳・女性)
「ボイジャーに伝えて」……私はそんなに公平さんが風変わりだとは思わなかったのですが、連載1回目だから?これからもっと風変わりだと思うことになるのでしょうか。するする〜っと読み進んでいました。
(埼玉県・29歳・女性)
「WEBきらら7月」感想コーナーより
携帯メール小説の「日曜日のひと」、ていうか「月曜日の愛人」からつづいていたシリーズ(?)を1週間分読むとすごいなあと素直に思いました。「日曜日のひと」というタイトルをみたときなんで「愛人」じゃなくって「ひと」?と思いましたが、まんまとやられました。ひょっとして「月曜日」を書いたときから佐藤正午さんはこういう結末を考えていたんでしょうか?あたしは携帯メール小説にも応募してますが、やっぱりプロってすごいなあと当たり前のことを感じました。あんな1週間を過ごしてる主人公をちょっと可哀相にも思ったり……。月曜から日曜まで書いたあと、次は何シリーズ?なんて楽しみにしてます。
2005/7/1(岩手県・27歳・女性・ペンネーム/ちひろ)
2005.06

「きらら6月号」愛読者はがきより
「100回泣くこと」を読んで、我が家で15年間生きていた犬を、息子がジャンパーの中に入れて連れてきた日を想い出していました。もう20年も前のことです。連載が楽しみです。
(奈良県・61歳・男性)
進藤晶子さんの、フリーアナウンサーの方とは思えないぐらいの文章の上手さに驚きました。テレビで観る進藤さんが書いたということで興味深く読みはじめたところ、すっかり夢中で読んでいました。きららでいろいろな作品に出会えることを楽しみにしております。
(宮城県・32歳・女性)
「WEBきらら6月」感想コーナーより
どうしてもこの作品がすごいと思ったので感想を出したく思いました。携帯メール小説の「どこにもない世界」すごいです。きららさんのこの賞は手軽に読める長さなのでいつも楽しみに読んでいます。ショートショートといっても昔読んでいたような落ち優先のものではないのが一風変わっていてそれも楽しい。(とはいえ、センチメンタルなものだけではなく、最近ばかばかしいような楽しいものが増えているのも、ちょっとうれしい傾向です)この作品は素晴らしかった。丁寧に丁寧に作り上げられた世界が暖かいのでとても切ない。何故何の説明はされていないけれど、1000字となったらこういう切り取り方になるのでしょう。この賞を過去のものなどとあわせて冊子にする予定は無いのでしょうか。これを知る前に読み損ねた佳作なども読んでみたいと思うのです。
2005/5/24(千葉県・33歳・女性・ペンネーム/はる)
「太郎くんの玉」拝読しました。太郎くん=自分(私)。そんな思いで読みました。周りからは、いい子だ優等生だと呼ばれながらも、友達といえる友達がいるわけでもなく、誰かに頼りにされたり信頼されたりすることもなく、いつも教室の片隅で、あるいはグランドの隅のジャングルジムの上で、楽しそうに過ごしている同級生を眺めながら、一人で過ごした子供時代を思い出しました。高校時代、そんな自分を変えようと、優等生と呼ばれるような振る舞いを一切押しのけるような生活をしていたこともあります。あるとき、きっと自分は社会からはみ出さない人としているだけで、自分独自のものが何もないのかもしれないと、愕然としたときのことを思い出しました。太郎くんは、二日間の経験で、自分の中に玉を見つけ出しました。私に独自の「玉」はあるのだろうか? そんな過去の思いを代弁してくれるかのような小説に、今、出会ったことに不思議な縁を感じます。
2005/6/8(兵庫県・35歳・男性・ペンネーム/べんぞう)
2005.05

「きらら5月号」愛読者はがきより
下妻物語はDVDで観たので、桃子とイチコの口調が想像できて(続・下妻も)より楽しめました。
(京都府・21歳・女性)
短い小説がもっとたくさんあったほうが良かった。携帯メール小説とか。「from BOOK SHOPS」は、とても為になり、好きです。本屋さんと本屋さんの会話を盗み聞きしているようで……。とにかく「きらら」はサイズが良いです。軽いし、かばんに「とりあえず入れておこう」と思わせる。
(東京都・26歳・女性)
「78」の夜の塔が、谷山浩子さんの歌を思わせるような展開で、続きが楽しみです。「夜の」という言葉が何となく不安で神秘的なものという雰囲気で気になります。
(神奈川県・31歳・女性)
どの作品も新鮮な感じがします。いままでにないような感じを受けます。今後楽しみな作家さんばかりですね。
(宮城県・32歳・女性)
「いつか棺桶はやってくる」がなんだか面白いです。なかなか話が進まないけど、のっぺり(?)とした文章を思わず読んでしまいます。話のつづきが非常に気になる。
(岡山県・27歳・男性)
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