読書の秋です! なにか今まで読まなかった類の小説を……と思いつつ、なにを読んだらいいのか決めかねていました。そんな折、タイミングを見計らったかのように「きらら10月号」がポストに。“from BOOK SHOPS”を参考にさっそく本屋さんへ。注文した本が入荷したとの知らせに、今日これから受け取りに行くところです!! 楽しみ〜
作品以外でもfrom BOOK SHOPSの“今月飲むのを我慢して買った本”のコーナーに注目しています。私は飲むといっても、自宅で、なので我慢しても本は買えない。あまり本を我慢してると変になり、食費が本代に化けてしまうことがあります……。何かを我慢して、というのは分かります。我慢せず、好きな本を好きなだけ読める生活になりたい。
「from BOOK SHOPS」
……私はどちらかというと、新刊のベストセラー本より版を重ねたロングセラー本が好みです。おすすめ本コラムでは、私が読みたくなるような本が紹介されているので毎月楽しみで、購入の参考にしています。このごろ読んでいるのは、杉浦日向子さんの『うつくしく、やさしく、おろかなり――私の惚れた「江戸」』です。「隠居」と称して闘病生活を送られた杉浦さんの潔さは、江戸っ子そのものです。10年も前に書かれたエッセイのなかの「省エネ」についてなど、今こそかみしめて読みたいものです。江戸っ子は生死感もあっさりしていたようで、この本を読むと死への違和感が薄れてきます。ちょっと危ないです。またこちらのコラムではめずらしく、絵本も紹介されていてうれしかったです。私は絵本も好きなので『ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ』も是非チェックしようと思っています。