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四六判／304頁

陸上の名門高校で将来を期待されていた眞家早馬は、
リハビリ中に料理に没頭しはじめ、競技からの引退を宣言。
後輩部員やライバルたちの熱い思いが交錯するなか、
駅伝大会はスタート。ゴールの先に待っているものとは……。

何があってもこのタスキだけは裏切らない！裏切れない！
小学館文庫小説賞＆松本清張賞をダブル受賞した著者による、
青春スポーツ小説の金字塔、誕生！

四六判／288頁

昭和64年1月生まれ、すなわち「昭和最後の女」片桐は、
ブラック・リフォーム会社で、なんとか生き延びていた。
そんな彼女の部下として、とんでもない新人がやってきた。

欲なし、彼女なし、甲斐性なし、口ぐせは「めんどくさい」
……って、こんな主人公ありなのか！
『ちょんまげぷりん』『探検隊の栄光』『オケ老人！』と
映像化連発作家の最新作！

四六判／320頁

東名高速裾野バス停付近で、男性の他殺死体が発見された。
被害者は、41年前に息子を誘拐された須藤勲。
静岡県警の日下刑事は、須藤の死と、
未解決のままの幼児誘拐事件に関連があると捜査を開始。
誘拐事件は、時効直前にも再捜査が行われていたが……。

二度敗北した静岡県警。三度目の機会は、ないはずだった。
時効ミステリーの歴史を塗り替える新たな金字塔！

四六判／368頁

婚約者ジェニファーの求めで、
ひとりで日本にやってきたアメリカ人青年のラリー。
東京、京都、大阪、九州、北海道……。
神秘のニッポンを知る旅で、
彼を待ち受ける驚きの出来事と、
感涙の結末とは！

情愛と感動の浅田文学、最高到達点！

四六判／256頁

せっかく生まれたんだもの、生きてるうち、
奇麗なものをたくさん見たいよなあ。

私のご先祖様には、花火に魅せられて散財した人がいる。
親族みんなが語りたくなる静助さんのことを、
私は物語にすることにした――。
花火を愛し、花火のように鮮やかに生きた男の一代記！
『ピエタ』の著者の新境地、新たなる代表作！

四六判／320頁

昭和35年。戦後復興の熱気に満ちた国境の町・北海道根室。
町の有力者の次女・珠生が恋に落ちたのは、
北の海峡の汚れ仕事を請け負う相羽組の組長だった。

霧の向こうに何があるのか、鬼にならねば分からない――。
まさに桜木版『ゴッドファーザー』であり『極道の妻たち』！
第149回直木賞『ホテルローヤル』の
桜木紫乃が到達した記念碑的傑作！

四六判／384頁

新国立競技場の建設現場で知り合った、
謎の老人と元原発作業員の青年。
老人の開発した完璧な市場予測システム「エアー」は、
老人の代理人となった青年により日本政府に無償供与され、
その見返りとして青年は、
福島の帰還困難地域での壮大な経済実験を政府に要求する。

圧倒的なスケールで描くネオサスペンス小説！

四六判／280頁

中国大陸で日本が戦火を交え始めた昭和１３年。
横濱に、すごい男がいた。
――男の名は、原三渓。
国内有数の大富豪である彼の素顔に、
若き青年実業家・瀬田修司が迫ろうとしていた。

関東大震災から戦後まで、
儚く華やかな横濱の情景が蘇る書き下ろし長編小説。

四六判／328頁

ブラック企業に追い詰められ、飛び降り自殺を図った達希は、
15年前に死んだ祖父の霊によって助けられる。
祖父の生前心残りだった「人探し」のため、
達希は祖父の霊とともにボルネオにむけて旅立ち……。

この地球上に、卵がたつという奇蹟の場所がある。
そこで、70年前なにがあったのか？
70年後の、ある「真実」から生まれた超大型エンタメ小説！

四六判／288頁

吉祥寺の雑居ビルにある警察庁の外郭団体、犯罪史編纂室。
そこに集う面々は、「ちょうかい」、
すなわち「懲戒免職」レベルのヤバい警官たちばかり。
彼らのミッションは「これから起こる犯罪を未然に防げ」。
しかも、彼らを束ねるのは、瞬間記憶の持ち主なのに、
まさかの鳥頭という、最凶キャリア女子だった――。

『僕僕先生』シリーズの著者が挑む警察（？）小説。