- 2021.04.06NEW!
- 警察小説大賞をフルリニューアル! 新たに「警察小説新人賞」となって第1回募集開始!
- 2020.04.20
- 第2回大賞&最終候補作、遂に発表!
- 2020.04.06
- 第3回募集開始!
- 2020.04.06
- 第3回募集開始に伴い、警察小説の歴史を振り返る特別コンテンツを公開中
- 2020.04.06
- 第1回大賞&最終候補はこちらから
文芸エンターテインメントの世界で、警察小説は今も昔も衰え知らずの人気を博しています。警察小説は、映画化、ドラマ化、コミック化と双方向的に相性が良いのも特徴です。
横山秀夫氏の『64』、佐々木譲氏の『警官の血』、髙村薫氏の『レディ・ジョーカー』、大沢在昌氏の『新宿鮫』など、警察小説の名作は文芸の世界のみならず、常にその時代のエンターテインメント界を牽引してきました。
時代を動かす新たな書き手を発掘し、原作を映画化、コミック化など多面的な展開につなげていくため、2017年に警察小説大賞は創設されました。このたび、さらなる発展を遂げるべく、「警察小説新人賞」としてフルリニューアルします。
選考委員には、創設時より就任いただいている『震える牛』の相場英雄氏、『教場』シリーズの長岡弘樹氏の二氏に加え、新たに『機龍警察』シリーズの月村了衛氏、『流』で直木賞を受賞された東山彰良氏をお迎えします。
第3回の選考では、〈この手があったか!〉〈まさか、 この結末か!〉と選考委員を仰天させる作品があった。リニューアルに際して 、もっと我々を驚かせてほしい。
警察小説のリアリティレベルは刻々と上がっている。下手をしたら読者の方が警察組織について熟知している。そんな時代に、如何にして新しい世界を切り拓くか。果敢なる挑戦を今から大いに期待している。
選考会ではいつも「キャラクター造形」が評価の大きなポイントになりますが、キテレツな人物を無理に作る必要はありません。あなたの文章を丹念に積み重ねてさえいけば、 自然と新鮮な警察官(ヒーロー)像が立ち上がってくるはずです。
警察小説に関してはまったくの門外漢です。勉強量の多さを誇るものより、犯罪をめぐる人々の葛藤や物語性を重視した作品を読ませてください。知識欲を満たしてくれるものよりも、 魂にとどく物語をお待ちしてます。