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小学館文庫／464頁

市長、正気か――。
早期退職し、故郷に帰ってきた元広告マンのもとに、
市長の秘書をつとめる同級生からとんでもない依頼が。
財政破綻寸前の市のために、埋蔵金を発掘してほしい。
日給に釣られ、半信半疑で引き受けた市長直々のお願い。
主人公たちが発掘したお宝とは？

荒唐無稽、なのに感動の室積ワールド、いきなり文庫で登場！

小学館文庫／336頁

プロのチェリストを目指す津島サトルは、芸高受験に失敗し、
失意のまま新生学園大学附属高校音楽科に進学する。
フルート専攻の伊藤慧やヴァイオリン専攻の南枝里子……、
一流の音色を奏でるために奮闘する同級生たちと、
慌ただしい一年を過ごしていく――。

青春音楽小説の傑作が、
人気漫画家・穂積さんのカバーイラストで新装文庫化！

小学館文庫／352頁

南枝里子に励まされ、芸大の受験を決意する津島サトル。
新入生のレベルの高さに焦りを感じながらも、
オーケストラ発表会に向けて練習に打ち込む日々。
そんなとき、音楽科の創設者でもある祖父から、
ドイツ・ハイデルベルクへの音楽留学の話が……。

留学先から帰国したサトルを、人生最大の危機が襲う――。
一気読み必至の第二巻！

小学館文庫／288頁

エリートの育成に力を入れはじめる学校。
そんななかで、津島サトルは自らの音楽家としての才能に、
見切りをつけようとしていた。
ニーチェの言葉とともに、サトルの船は大海へ漕ぎ出る。

最後の演奏がいま始まる――。
切なく美しく響く青春音楽小説の金字塔、堂々完結！
解説は作家の宮下奈都さん。

小学館文庫／224頁

子どもは言うことを聞かず、夫は理解してくれず、
姑は口出ししてくるし、ママ友との関係には気疲れするし、
会社では上司に「もっと真剣に働け」と言われ……、
それでも今日も家族のために奮闘する「奥さま」たち。
彼女たちの胸の内を、リアルに綴った短編集。

主婦なら誰でも身に覚えのある描写が満載、
明日を生きる勇気をもらえる、８つの共感ストーリー。

小学館文庫／336頁

薩摩藩から奄美大島へ送られた西郷隆盛。
その身のまわりの世話する愛加那は、やがて“島妻”となる。
二人の子供にも恵まれ、
愛加那は子供たちを鹿児島の西郷のもとへと送り出すが、
時代の激動が、西郷と子供たちを襲い……。

生涯、奄美大島を離れず、
西郷を信じ続けた女性を描いた純愛歴史小説。

小学館文庫／544頁

どうやら世界は本当に終わりを迎えるらしい――。
突然、世界が鉛色の厚い雲に覆われた。
空から青い光が注がれた町では、人も獣も鳥も木も、
なにもかもが動きを止めてしまう。
ぼくは、離れ離れになった雪乃に会うため、危険な旅に出る。

爆発的なベストセラーを発表した市川拓司が、
震災以降久々に書き下ろした傑作恋愛小説、待望の文庫化！

小学館文庫／352頁

大学受験前の大事な夏休みに、
地元のヤンキー農業高校生に脅されて
学園祭出演バンドを組むことになった５人。
そして演奏曲として決まったのはなぜか「さだまさし」！？
数々の困難を乗り越え、
果たして５人はステージに立てるのか。

琵琶湖畔の名門高校に通う個性豊かな３年生たちが奮闘する、
熱く切ないひと夏の物語。

小学館文庫／328頁

仁藤茉由子28歳OL。
気の合わない同僚と嫌味な上司に囲まれ、
帰宅後は部屋で一人ビールを飲む毎日――そんな茉由子に、
大手テレビ局主催のシナリオコンクルール入賞の報せが。
「会社を辞めて書くことに専念しよう！」
茉由子はそう心に決めるが、厳しい現実が突きつけられ……。

念願の脚本家デビューへ――リアルお仕事小説！

小学館文庫／528頁

東京帝国大学法科大学教授・宇野辺叡古（うのべえーこ）は、
大著『日本政治史之研究』で知られ、
法律・政治などの社会科学にとどまらず、
語学・文学・史学など人文科学にも通じる“知の巨人”。
そんな叡古教授が連続殺人事件に遭遇し――。

事件の背景には、国家が抱えた悩ましい政治の火種があった。
真相はまさに予測不能、ラストは鳥肌モノ！