◎編集者コラム◎ 『4分間のマリーゴールド 』桐衣朝子 原作/キリエ

 ◎編集者コラム◎

『4分間のマリーゴールド 』桐衣朝子 原作/キリエ


4分間のマリーゴールド

 ついに本日(10月11日(金))より放送がスタートする、ドラマ「4分間のマリーゴールド」。福士蒼汰さん、菜々緒さん、横浜流星さん、桐谷健太さんが4人兄妹の役を演じるということだけでも大きな話題(美しすぎる4人兄妹!)となっていて、放送を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

 ドラマの原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載され単行本化、第74回小学館新人コミック大賞青年部門大賞を受賞した『4分間のマリーゴールド』です。作者のキリエさんにとっては初連載作品でありながら、感動的なストーリーが注目され、このたびめでたくドラマ化も決まりました。

 救急救命士の花巻みこと(=福士蒼汰さん)は、手を合わせた人の最期の姿が視えるという不思議な能力を持っています。父親の再婚で、幼いときに義理の姉となった沙羅(=菜々緒さん)に、特別な想いを寄せるみことでしたが、あるとき手を合わせると、1年後に死んでしまう沙羅の姿が視えてしまいます──。

 と、これだけでも悲しくて切ないストーリーです。

 ここで小説『4分間のマリーゴールド』のご紹介をさせてください。ドラマ化するにあたり、小説版も出すことになったのですが、なんと、原作者キリエさんのお母様である桐衣朝子さんは、第13回小学館文庫小説賞を受賞した小説家。夢のような母娘のプロジェクトが組まれることに! そこで桐衣さんに、コミックスやドラマにはない、まったくオリジナルの、みことと沙羅の出会いの物語を書いていただけないか? とお願いをしました。小説ができること、母娘だからこそできること……こんな奇跡はなかなかありません。

 完成した小説『4分間のマリーゴールド』は、第一章がまるまる、オリジナルの物語になっています。みことが九歳のときの物語です。みことはどんな子供だったのか。仲の良い4人兄妹は、どのようにして出会ったのか。この一章は、書かれる前から存在していた物語。ですが、今作が発売されるまで、読者・視聴者は知ることはできなかったものです。物語の見方がガラッと変わります。ドラマ「4分間のマリーゴールド」を観る前に(途中でも!)、必ず読んでおくべき物語です!

 最後に、「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載された小説『4分間のマリーゴールド』の広告で、キリエさん・桐衣朝子さんによる母娘のコメントが掲載されたのですが、とても感動的だったので、引用しようと思います。
 

私たちが描いていなかった、
みことと沙羅と家族の物語を
母に託しました。
ドラマにも漫画にもない、
だけど知っておかなければいけない
感動の物語がこんなに
たくさんあったのです。
お母さん、素晴らしい小説を
ほんとうにありがとう。

         ──キリエ(漫画家)

娘たちの漫画作品を題材に
小説を書かせていただけること、
母として、とても幸せに感じております。
命の尊さ、家族の大切さを
感じていただけたら幸いです。
         ──桐衣朝子(小説家)
 

──『4分間のマリーゴールド 』担当者より
 
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