編集者コラム

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 どなたとは申しませんが、ある直木賞作家が、こうおっしゃいました。人生で大事なものは、健康、愛情、学問、それもこの順番で大事なのだと。読者諸兄姉もこの見解に否やはありますまい。さて、江戸時代の庶民はどう病を克服していたのか。また、患者を診る医者は、どんな心構えで医療を行っていたのか。
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◎編集者コラム◎ 『刑事仙道 見取り捜査 京都御朱印巡り殺人事件』赤木京太郎
 ここ数年、文庫ビジネスの土台となっている、文庫書き下ろし警察小説は、超絶レッドオーシャンなジャンルに間違いありません。競合が激しいだけに、作風の細分化もさまざま。王道ストレートを地でいく小説もあれば、覇道変化球で押しまくる小説もあって、大袈裟ではなく、群雄割拠の様相を呈していると言っていいでしょう。
豊田章男が愛したテストドライバー
 トヨタで数多のクルマづくりに携わった〝伝説のテストドライバー〟成瀬弘さんが不慮の事故で亡くなった。享年67。成瀬さんは、豊田章男社長の「運転の師」と呼ばれていた──。ノンフィクション作家の稲泉連さんから、新聞で偶然目にしたという、そんな話を聞いたのは約10年前のこと。
◎編集者コラム◎ 『殺した夫が帰ってきました』桜井美奈
 編集者コラムをご覧いただきありがとうございます。小学館文庫2021年4月刊『殺した夫が帰ってきました』の編集を担当しましたA田と申します。季節は4月。少し前までの寒さが嘘のように、すっかり暖かくなってきました。
◎編集者コラム◎ 『私はスカーレット Ⅳ』林 真理子
「田中みな実ちゃんって現代のスカーレットよね」林真理子さんがそう呟いたのは、2年ほど前、『私はスカーレット』第1巻が出版されて間もない取材の席でのこと。途端に「……確かに!!」と、その場にいた全員が激しく頷いたのです。「とにかく美しい!でもその裏でめっちゃ努力してるんですよね」
◎編集者コラム◎ 『東京輪舞』月村了衛
 2010年の小説家デビュー以来、文学賞を次々と受賞。いま最も注目を集める作家のひとりである月村了衛さんが、「自分にとって特別な作品」と語るのが『東京輪舞』です。
◎編集者コラム◎ 『警視庁特殊潜工班 ファントム』天見宏生
 現在、文庫書き下ろし警察小説は、文庫市場を支えている最重要ジャンルと言っても、過言ではありません。出版市場における文庫市場の占有率を見れば、間違いなく、出版界の大黒柱のジャンルとなっていて、今や、文庫書き下ろし時代小説と肩を並べる、一大ジャンルにまで成長しています。
「警視庁公安J」「警視庁組対特捜K」「警視庁監察官Q」シリーズで大人気の著者・鈴峯紅也先生が小学館文庫に初登場です。上記3シリーズのタイトルに名付けられたアルファベット、「J」「K」「Q」。この3文字から...
◎編集者コラム◎ 『かすがい食堂』伽古屋圭市
 放課後の子どもたちが集う駄菓子屋さんが、夜には子どもたちのための食堂に!? 小学館文庫での前作『冥土ごはん 洋食店 幽明軒』では、死者が訪れるレストランを描いた伽古屋圭市さんが、本作で舞台にしたのは東京下町の「子ども食堂」です。
◎編集者コラム◎ 『テッパン』上田健次
 季節の巡りは早いもので、寒さ厳しい日が続いていたと思っていたら、急に暖かくなってきました。例年ならば、もうすぐやってくるお花見の季節に心躍らせる時期でしょうか。残念ながら、今年は皆で集まることは難しそうですが……できることならば、せめてお散歩ついでにお花見スポットに立ち寄り、桜を眺めながらおいしい屋台グルメでもいただ
◎編集者コラム◎ 『さんばん侍 利と仁』杉山大二郎
タイトルを一目見て、「〝さんばん〟って、なに?」と思った方もいるかもしれません。「さんばん」を漢字で書くと、「算盤」。そう、皆さんがよく知っている「ソロバン」なのです(若い方は現物を見たことのない方もいるかもですね。汗)。
◎編集者コラム◎ 『刑事の遺品』三羽省吾
 三羽省吾さんの単行本『刑事の血筋』を、『刑事の遺品』として改題し文庫化する編集業務に携われるとなった時、胸の高鳴りを抑えきれなかった。それくらいに三羽さんの作品に魅せられ、追い続け、より多くの人に届けたいと思ってきた。
◎編集者コラム◎ 『警部ヴィスティング 鍵穴』著/ヨルン・リーエル・ホルスト 訳/中谷友紀子
 前作『警部ヴィスティング カタリーナ・コード』は、おかげさまで2021年版「このミステリーがすごい!」〈海外編〉第7位に選ばれました。本当にうれしい出来事でした。そして応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。心からの感謝を申し上げます。
◎編集者コラム◎ 『悲願花』下村敦史
 書店員さんや熱いファンの間では、〝シモムー〟の愛称で知られている下村敦史さん。そんな可愛らしい愛称がしっくりくるような、穏やかで優しいお人柄が魅力の下村さんですが、書かれる作品は骨太で、扱いにくいような重いテーマに次々に挑戦されています。
◎編集者コラム◎ 『上流階級 富久丸百貨店外商部Ⅲ』高殿 円
 百貨店の外商部って、ふだん私たちはなかなかお付き合いありませんよね。私は一度、某有名作家のご自宅に伺っているときに、某有名百貨店の外商部員二人が、キラキラのアクセサリーが詰まった箱を開けて、作家の奥様に、「これは限定10点もののネックレスで、奥様には絶対お似合いですよ」と満面の笑顔で勧め、奥様が「そうなのね。で、おいくらかしら?」とお聞きになると、「はい、300万でございます。いつもご贔屓いただいているので、精一杯勉強させていただきます」というやりとりを聞いて卒倒しましたが、さらに、私が座っていたカーペットは2000万で外商さんから購入されたと聞いて、汚したらたいへん!と、思わずカーペットからとびのいて、床に避難した記憶があるくらいです。
◎編集者コラム◎ 『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』著/涌井 学 脚本/杉原憲明、鈴木謙一
◎編集者コラム◎ 『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』著/涌井 学 脚本/杉原憲明、鈴木謙一 1998年の長野五輪。スキージャンプ団体戦で、後に伝説となる感動の物語があ
◎編集者コラム◎ 『新入社員、社長になる』秦本幸弥
◎編集者コラム◎ 『新入社員、社長になる』秦本幸弥 こんなように面陳していただける大ヒット作となるべく。いざ、出陣!  この作家さんと仕事をしていきながら、ずっと一緒に年を
◎編集者コラム◎ 『終身刑の女』著/レイチェル・クシュナー 訳/池田真紀子
◎編集者コラム◎ 『終身刑の女』著/レイチェル・クシュナー 訳/池田真紀子  地元の本屋でこの本を目にして、自分で編集しておきながら「ギョッ」としてしまいました。 まず『