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HKT48田島芽瑠の「読メル幸せ」
4月になりました🌸 桜が散り、新年度が始まり、あっという間に夏が来る。今年の春はなんだかすごくあっという間に感じました。皆さんにとってはどんな春でしたか?
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今月のイチオシ本【警察小説】
 芸能界の事件を捜査する警察小説は数あれど、本書のように芸能そのものにまで突っ込んだ作品は稀少ではないか。警視庁捜査一課殺人犯捜査七係の伴奏は上司の命で、向こう一ヵ月ほど別捜査に当たることに。沖縄県警の手伝いをしろというのだ。上京してきた刑事、渡真利猛は一九年前、人気ロックバンド・メアリーのギタリスト、
 どなたとは申しませんが、ある直木賞作家が、こうおっしゃいました。人生で大事なものは、健康、愛情、学問、それもこの順番で大事なのだと。読者諸兄姉もこの見解に否やはありますまい。さて、江戸時代の庶民はどう病を克服していたのか。また、患者を診る医者は、どんな心構えで医療を行っていたのか。
◎編集者コラム◎ 『刑事仙道 見取り捜査 京都御朱印巡り殺人事件』赤木京太郎
 ここ数年、文庫ビジネスの土台となっている、文庫書き下ろし警察小説は、超絶レッドオーシャンなジャンルに間違いありません。競合が激しいだけに、作風の細分化もさまざま。王道ストレートを地でいく小説もあれば、覇道変化球で押しまくる小説もあって、大袈裟ではなく、群雄割拠の様相を呈していると言っていいでしょう。
豊田章男が愛したテストドライバー
 トヨタで数多のクルマづくりに携わった〝伝説のテストドライバー〟成瀬弘さんが不慮の事故で亡くなった。享年67。成瀬さんは、豊田章男社長の「運転の師」と呼ばれていた──。ノンフィクション作家の稲泉連さんから、新聞で偶然目にしたという、そんな話を聞いたのは約10年前のこと。
危機の読書
 現代に生きるわれわれにとって、いずれかの民族に所属することは、当たり前のように思える。これが当たり前でないことに気付くことが重要とアーネスト・ゲルナーは指摘する。〈人は一つの鼻と二つの耳とを持つように、ナショナリティを持たねばならない。それらのうちの個々のものを欠くことは考えられないわけではなく、実際に時折起ることではあるが、それは何らかの災難の結果起るものであり、またそれ自体が一種の災難なのである...
◎編集者コラム◎ 『殺した夫が帰ってきました』桜井美奈
 編集者コラムをご覧いただきありがとうございます。小学館文庫2021年4月刊『殺した夫が帰ってきました』の編集を担当しましたA田と申します。季節は4月。少し前までの寒さが嘘のように、すっかり暖かくなってきました。
◎編集者コラム◎ 『私はスカーレット Ⅳ』林 真理子
「田中みな実ちゃんって現代のスカーレットよね」林真理子さんがそう呟いたのは、2年ほど前、『私はスカーレット』第1巻が出版されて間もない取材の席でのこと。途端に「……確かに!!」と、その場にいた全員が激しく頷いたのです。「とにかく美しい!でもその裏でめっちゃ努力してるんですよね」
◎編集者コラム◎ 『東京輪舞』月村了衛
 2010年の小説家デビュー以来、文学賞を次々と受賞。いま最も注目を集める作家のひとりである月村了衛さんが、「自分にとって特別な作品」と語るのが『東京輪舞』です。
「推してけ! 推してけ!」特別編 ◆『臨床の砦』(夏川草介・著)
評者・知念実希人(作家・医師) 現役医師がコロナ禍の地域医療をリアルに描いたドキュメント小説 二〇二〇年の初め、数か月後に予定されているオリンピックを待ち望んでいた日本の「日常」は誰も気づかないうちにゆっくりと、しかし確実に侵食されはじめていた。中国の武漢で報告された原因不明の肺炎の原因は、一月には新型のコロナウイルスによる感染症であると判明し、
今月のイチオシ本【エンタメ小説】
「料理が好きな人」三年前の春に出会った時、好きな人のタイプを尋ねた優花に、真島は即答した。以来、ことあるごとに同じ質問をするものの、「料理が上手な人」「料理好きな人」と、言い回しは変わっても、答えはいつも同じ。この真島の言葉が、優花にとって呪縛となる。何故なら優花は料理が嫌いで苦手、だからだ。それでもなんとか三年越しの
◉話題作、読んで観る?◉ 第36回「騙し絵の牙」
 映画『罪の声』が好評だった作家・塩田武士が俳優・大泉洋をイメージして執筆したミステリー小説を、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』を手掛けた吉田大八監督が大胆な脚色を加えて映画化。ネット文化の台頭によって売り上げが伸び悩む出版業界を舞台に、さまざまな雑誌を渡り歩いてきた口八丁な編集者が、奇想天外なアイデアで起死回生を
「推してけ! 推してけ!」第5回 ◆『鳴かずのカッコウ』(手嶋龍一・著)
評者・後藤謙次(ジャーナリスト) 近未来の国際社会に於ける日本の見取り図 著者との初めての出会いは今から約四十年前に遡る。首相官邸記者クラブでNHKと共同通信の政治部記者同士で、ともに時の鈴木善幸首相のいわゆる総理番だった。著者の前任地はNHK横須賀支局。通称「番小屋」と呼ばれた小部屋で雑談していた時のことだ。著者がさりげなく漏らしたエピソードが今も忘
今月のイチオシ本【歴史・時代小説】
 実在した上海自然科学研究所の研究者が、戦時下の上海で細菌兵器の謎を追う『破滅の王』が直木賞候補になった上田早夕里の新作は、やはり戦前の上海を舞台に日中戦争の和平交渉を描いている。一九三九年、今井武夫陸軍大佐らが中心となり、蒋介石と和平交渉をする「桐工作」が進められた。当時の中国は親日派の汪兆銘と対日強硬派の蒋介石が争
◎編集者コラム◎ 『警視庁特殊潜工班 ファントム』天見宏生
 現在、文庫書き下ろし警察小説は、文庫市場を支えている最重要ジャンルと言っても、過言ではありません。出版市場における文庫市場の占有率を見れば、間違いなく、出版界の大黒柱のジャンルとなっていて、今や、文庫書き下ろし時代小説と肩を並べる、一大ジャンルにまで成長しています。
「警視庁公安J」「警視庁組対特捜K」「警視庁監察官Q」シリーズで大人気の著者・鈴峯紅也先生が小学館文庫に初登場です。上記3シリーズのタイトルに名付けられたアルファベット、「J」「K」「Q」。この3文字から...
HKT48田島芽瑠の「読メル幸せ」
3月になりました🎎 花粉症の季節がやってきました。今年は相当敵が強いですね。目も鼻もやられ白旗状態です🏳さて、2月は本に助けられた1ヶ月でした...
「推してけ! 推してけ!」第4回 ◆『9月9日9時9分』(一木けい・著)
評者・浅野智哉(ライター・著述家) 南国の果実のように鮮やかな飛躍 何人もの実力派を輩出してきた新人賞『女による女のためのR─18文学賞』で、近年最高の収穫作家と呼べるのが、一木けいだ。2016年、読者賞となったデビュー作を収録した『1ミリの後悔もない、はずがない』が、アーティストの椎名林檎から絶賛され、1作目にして話題をさらった。続けて発表した『愛を知