おすすめ

NEW
田島芽瑠の読メル幸せ
8⽉になりました 暑い⽇が続いていますね。皆さん体調は⼤丈夫でしょうか?先⽇ファンクラブを開設して初の対⾯でのイベントを⾏いました オンラインでのイベントはしていたのですが卒業後、皆さんと会える初めてのイベントだったのですっごくワクワクしていました!みんなと久しぶりに対⾯で会えてお話しして笑ってこの空間がとても懐かしく
週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん うさぎや 矢板店 山田恵理子さん
 ウクライナの4歳の女の子が空爆で命を落としたと自宅でつけているテレビのニュースから流れてきた。亡くなる1時間前に母親と笑顔で歩いていた映像に涙が出てくる。幼い子どもの被害に耐えられない。もうやめてと世界中から願っても止められない。もっと現代には秩序があると思っていたが、幻想だった。『モノクロの夏に帰る』を執筆するにあ
採れたて本!【ライトノベル】
 周囲の人間がほとんどそのまま地元で就職するような東北の地方都市に生まれ、「分相応を心がけ」「身の程をわきまえ」て生きることを自分に課してきた高校三年生の真嶋正太。そんな彼が忍び込んだ夜の教室でクラスメイトの月森灯と遭遇するところから本書は始まる。こういう導入の場合、ヒロインの正体が吸血鬼だったり人外の化け物で、日常の
◎編集者コラム◎ 『あの日に亡くなるあなたへ』藤ノ木 優
 小学館文庫2022年8月刊『あの日に亡くなるあなたへ』の編集者コラムをご覧いただきありがとうございます。本作の編集業務を担当させていただきましたA田と申します。本コラムを執筆している7月末現在、関東では急に猛烈な雨が降るなど天気が安定しない日々が続いていますが、実は本作、偶然にもこの「雨」が重要なキーワードになってい
◉話題作、読んで観る?◉ 第52回「TANG タング」
 2016年のベルリン国際映画祭にて「映画化したい一冊」として紹介された、英国の作家デボラ・インストールの処女作『ロボット・イン・ザ・ガーデン』の映画化。池井戸潤原作の映画『アキラとあきら』が8月26日(金)から公開される三木孝浩監督が、大人になりきれずにいる30代の男性とポンコツロボットとのおかしなロードムービーとし
◎編集者コラム◎ 『恋文横丁 八祥亭』立川談四楼
 今回の作品の企画がスタートしたのは、6年ほど前のことでした。私が担当する作家さんの単行本を、談四楼師匠が週刊誌の書評で取り上げてくれたのがきっかけです。師匠は立川談志さんの一番弟子として知られる人気落語家であると同時に、「石油ポンプの女」『ファイティング寿限無』などの著作も持つ作家としても著名です。書評のお礼かたがた
◎編集者コラム◎ 『聖週間』アンドレアス・フェーア 訳/酒寄進一
 昨年1月の『咆哮』、7月『羊の頭』に続き、〈ヴァルナー&クロイトナー〉シリーズ第3弾となる『聖週間』が刊行となりました。前作から1年、楽しみに待ってくださった方もいらっしゃるでしょうか。凍った湖の氷の下から金襴緞子のドレスを身に着けた少女の死体発見(『咆哮』)。山頂で男の頭部が銃で吹き飛ばされる(『羊の頭』)。ショッ
週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん うなぎBOOKS 本間悠さん
 書店員をやっていると「一番好きな本(または作家)」を聞かれることがある。とても絞りきれないので、その手の質問には「選べません」と答えているが、その代わり、一番好きな映画なら即答できる。1973年に公開された、悪魔祓いを描いた作品『エクソシスト』だ。という流れで、芦花公園さんの最新刊『とらすの子』を紹介したい。物語は、
◎編集者コラム◎ 『江戸寺子屋薫風庵』篠 綾子
 かねがね、篠綾子さんに書いてもらいたいジャンルがあった。堅苦しくいえば教育問題、平たくいえば、寺子屋の師匠と子どもたちの物語である。カバーの著者略歴にもあるとおり、篠さんは東京学芸大学のご出身である。現在は教育学部の中に学校教育系と教育支援系課程を置いて、教職だけでなく各界に有用な人材を送り出しているが、そもそも同大
採れたて本!【国内ミステリ】
 例えば芦沢央の『許されようとは思いません』や『汚れた手をそこで拭かない』、阿津川辰海の『透明人間は密室に潜む』、曽根圭介の『腸詰小僧 曽根圭介短編集』、矢樹純の『夫の骨』や『妻は忘れない』等々、ミステリ界ではここ数年、高水準なノン・シリーズ短篇集が幾つも上梓されている。中でも、どんでん返しの冴えという点で白眉なのが結
週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん 吉見書店 竜南店 柳下博幸さん
「終活」それは、人生の終わりを迎えるための活動である。自らが死を意識して、その最期をどう迎えるか。様々な準備やそこに向けたそれぞれの人生の総括を意味する。死を意識するのが数十年先の人もいれば、残り数日の人もいる。人間の数だけ違うそれぞれの人生を顧みる大事な期間。今はまだそのときが訪れていないあなたも、本作を読んでその瞬
採れたて本!【歴史・時代小説】
 菅原道真は、今も〝学問の神〟として信仰されているだけに、漢詩文集『菅家文草』の編纂や、多くの後進を育てた私塾・菅家廊下などが注目されがちだ。これに対し『あるじなしとて』は、政治家としての道真に着目した異色作である。八八六年。文人官吏として順調に出世していた道真は、突然、讃岐の国司に任じられる。地方の国司を数年ほど務め『塞王の楯』で直木賞を受賞した今村翔吾の受賞後第一作は、池波正太郎、司馬遼太郎、火坂雅志らが取り上げた人気の戦国武将・真田幸村を描いている。関ヶ原の戦いに勝利し豊臣家を滅ぼす機会を狙う徳川家康のもとに、二度も煮え湯を飲まされた真田昌幸の息子・幸村が大坂城に入ったとの報告が届く。長男の信之は家康に仕え、第二次上田合戦で徳
週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん 成田本店 みなと高台店 櫻井美怜さん
 あんな女いなければいいのに、と思ったことはないだろうか。私はある。一番仲がいいと思っていた友達が、自分以外の子と仲良くしているのを見た時。彼氏の携帯に元カノの連絡先が残っているのを知った時。自分が大切にしている人や場所が奪われそうになった時、私の中に潜んでいたどろりとした感情が鎌首をもたげてくる。今村夏子の最新作には
推してけ! 推してけ!」第22回 ◆『さんず』(降田天・著)
評者=石井光太(ノンフィクション作家) 自死が織りなす残酷で滑稽な人間劇場 もしあなたが自ら命を絶つとするならば、いかなる理由によるものだろうか。耐え難い苦痛から逃れたいから? わが身に起きた不条理を世に知らしめたいから? 誰かに復讐を果たしたいから? 人間は命を授かった時から生きることへの本能を身につけている。だが、
週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん TSUTAYA 中万々店 山中由貴さん
 並んでいる本に目がいって、なんだこれ!と思わず声をあげてしまうことがある。本の厚さやデザイン、表紙や帯が異彩を放っているもの。人によって釣られるポイントはちがっても、なんだこれ!と一度立ち止まったらその本のことが気になって気になって、つい買ってしまっていた…なんていう経験、本好きなら日常茶飯事ではないだろうか。わたし
田島芽瑠の読メル幸せ
7月になりました 暑い!暑い!暑すぎる!今年は梅雨があったのかなかったのかわからないまま終わり、あっという間に猛暑に…。これからどうなるんだろうって不安になるくらい暑さと戦う毎日ですね。皆さん体調は大丈夫ですか?天気がいいと洗濯できるから嬉しいですね〜!太陽の下、天日干しがやっぱり好きです お日様の匂いが安心するし、ほ
◉話題作、読んで観る?◉ 第51回「戦争と女の顔」
 ノーベル文学賞を受賞したスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの処女作『戦争は女の顔をしていない』は、第二次世界大戦に従軍した女性たち500人以上の声を集めた証言集だ。戦場の過酷な状況が皮膚感覚で生々しく記録されている。逢坂冬馬の小説『同志少女よ、敵を撃て』の主要参考文献にもなっている。1991年生まれのカンテミール・バ
採れたて本!【ノンフィクション】
「メタバース」という電脳語が脚光を浴びている。バーチャル現実の本格拡張版というか、要するに「物理現実と対等といえる超仮想現実」のことで、各種知覚デバイスと情報空間のスペックアップがそれを可能にするのだ。現状、仮想通貨・NFTがらみで経済面から話題になることが多いメタバースだが、「マジでその中で暮らせる」さらに「環境を恣