話題作、読んで観る?

◉話題作、読んで観る?◉ 第38回「いのちの停車場」
 現役の医師・南杏子の医療小説を、『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出監督が映画化。122作目の映画出演となる吉永小百合が、初めて医師役に挑んでいる。白石咲和子(吉永小百合)は東京にある救命救急センターに勤めるベテラン医だったが、センター内で起きたトラブルの責任を負い、退職する。咲和子の新しい職場は、故郷・金沢市にある
◉話題作、読んで観る?◉ 第37回「ノマドランド」
 ノマドと呼ばれる新しい生き方が注目を集めている。本来は遊牧民を意味していたノマドだが、米国ではリーマンショック以降に家賃の支払いに困窮し、トレーラーハウスやワゴン車で暮らす人が増えつつある。そんな現代の遊牧民たちの生活を描いたのが『ノマドランド』だ。
◉話題作、読んで観る?◉ 第36回「騙し絵の牙」
 映画『罪の声』が好評だった作家・塩田武士が俳優・大泉洋をイメージして執筆したミステリー小説を、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』を手掛けた吉田大八監督が大胆な脚色を加えて映画化。ネット文化の台頭によって売り上げが伸び悩む出版業界を舞台に、さまざまな雑誌を渡り歩いてきた口八丁な編集者が、奇想天外なアイデアで起死回生を
 ロックバンド「神聖かまってちゃん 」の元マネージャーとして知られる劔樹人の自伝的コミックエッセイの映画化。『愛がなんだ』をスマッシュヒットさせた今泉力哉監督が、むさ苦しいアイドルオタクたちの青春を笑いの中に愛情いっぱいに描き出している。
◉話題作、読んで観る?◉ 第34回「すばらしき世界」
脚本・監督:西川美和/出演:役所広司 仲野太賀 六角精児 北村有起哉 白竜 キムラ緑子 長澤まさみ 安田成美 梶芽衣子 橋爪功/配給:ワーナー・ブラザース映画 2月11日(木)より全国公開映
◉話題作、読んで観る?◉ 第33回「私をくいとめて」
 綿矢りさ原作、大九明子監督のスマッシュヒット作『勝手にふるえてろ』に続く、タッグ作第2弾。のんを主演に迎え、アラサー女子の「おひとりさま」ライフを赤裸々に描いている。都内で暮らす黒田みつ子(のん)は、31歳になる独身OL。職場ではなるべく目立たないように過ごす一方、休日は「ひとり焼肉ランチ」「ひとり日帰り温泉」などの
監督:矢崎仁司/脚本:朝西真砂/音楽:アダム・ジョージ/主題歌:東京事変「青のID」/出演:北村匠海 小松菜奈 吉沢亮 小林由依(欅坂46) 水谷果穂 山谷花純 加藤雅也 趙珉和 寺島しのぶ 
◉話題作、読んで観る?◉ 第31回「みをつくし料理帖」
製作・監督:角川春樹/脚本:江良至 松井香奈 角川春樹/出演:松本穂香 奈緒 若村麻由美 浅野温子 窪塚洋介 小関裕太 藤井隆 野村宏伸 衛藤美彩 渡辺典子 村上淳 永島敏行 松山ケンイチ 反
◉話題作、読んで観る?◉ 第30回「朝が来る」
監督・脚本・撮影:河瀬直美/脚本:髙橋泉/音楽:小瀬村晶 An Tôn Thât/出演:永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子 佐藤令旺 田中偉登 中島ひろ子 平原テツ 駒井蓮 堀内正美 山本
◉話題作、読んで観る?◉ 第29回「宇宙でいちばんあかるい屋根」
 若手演技派として注目されている清原果耶の初主演映画。脚本・監督は『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれた藤井道人監督。日本では珍しい骨太なポリティカルサスペンスとして評価された『新聞記
◉話題作、読んで観る?◉ 第27回「映画 ドラえもん のび太の新恐竜」
 藤子・F・不二雄原作の長編アニメシリーズ第1作『ドラえもん のび太の恐竜』の劇場公開から40年、シリーズ40作目を迎えたメモリアル作。観客動員470万人とシリーズ最高記録となった『ドラえもん のび
◉話題作、読んで観る?◉ 特別編
 新作劇場映画を紹介するこのコラム。  今回は、特別編。自宅で原作も映像も楽しめる作品を5本紹介します! 『沈黙 サイレンス』  カトリック教会の一部では禁書扱いされていた遠藤周作の歴史小説『沈
◉話題作、読んで観る?◉ 第28回「劇場」
 デビュー作『火花』で芥川賞を受賞した又吉直樹の2作目となる長編小説の実写化。『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』などを手がけた行定勲監督によって、演劇の世界での成功を夢見る若者たちが〝痛み
◉話題作、読んで観る?◉ 第26回「Red」
 直木賞作家・島本理生の官能小説を、浅野忠信主演作『幼子われらに生まれ』が高く評価された三島有紀子監督が映画化。清純派から演技派へと成長を遂げた夏帆主演によるヒロインものとして、見応えのある大人のド
◉話題作、読んで観る?◉ 第25回「ラストレター」
『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』などで知られる岩井俊二監督が2018年に発表した小説『ラストレター』を、自身の手で映画化。中国人キャストを起用した中国映画としてすでに海外では公開されており
◉話題作、読んで観る?◉ 第24回「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」
 2016年に公開された片渕須直監督の劇場アニメ『この世界の片隅に』は異例のロングランヒット作となり、ブルーリボン賞監督賞など多くの映画賞を受賞した。新しいシーンを加え、再構成したのが『この世界の(
◉話題作、読んで観る?◉ 第23回「屍人荘の殺人」
 ミステリー文学界の新人賞「鮎川哲也賞」を受賞、「このミステリーがすごい!」2018年度第1位に選ばれるなど、国内ミステリー賞を総なめした今村昌弘のデビュー作の映画化。本格的な謎解きに加え、従来の
◉話題作、読んで観る?◉ 第22回「閉鎖病棟 ─それぞれの朝─」
 現役の精神科医でもある作家・帚木蓬生が1994年に発表した小説『閉鎖病棟』の映画化。精神科病棟を舞台にした重い社会派作品と思われがちだが、『ディア・ドクター』以来10年ぶりの映画主演となる笑福亭鶴