大前粟生

週末は書店へ行こう!
 あの頃、星占いは「恋愛」の欄を真っ先にチェックして、思いが通じるだの通じないだの、そんな記述に一喜一憂した。まだアルバイトだし、十分に健康だから、それ以外の欄に必要性を感じなかった。恋愛は、今振り返るととても簡単だった。男は女が好きで、女は男が好きだった。そして、「一人」が好きな人は、当たり前に「一人」で、それ以外の