東京の生活史

著者の窓 第12回 ◈ 岸 政彦『東京の生活史』
 岸政彦さん編『東京の生活史』(筑摩書房)は百五十人の聞き手が、百五十人の人々に東京での生活について聞いたインタビュー集です。家族との確執を語る人、華やかな東京暮らしを語る人、戦争体験を語る人──。プロフィールのない語り手の声が、それぞれの人生、それぞれの東京を鮮やかに浮かび上がらせる。現在四刷、一万五千部を超えるヒッ
ゲスト/岸 政彦さん◇書店員が気になった本!の著者と本のテーマについて語りまくって日々のモヤモヤを解きほぐしながらこれからの生き方と社会について考える対談◇第8回
 沖縄でのフィールドワークを長年続けている社会学者の岸政彦さん。岸さんのツイートから始動したという『東京の生活史』は、一般から公募した150人の聞き手が、東京で暮らした経験がある150人の語り手の人生を聞く、かつてない規模のインタビュー集だ。カウンセリングとも傾聴とも異なる、ただ「聞く」という行為は何なのか。そして、そ