横山秀夫

横山秀夫さん『ノースライト』
   警察官ではなく、建築士が主人公の物語に取り組んだきっかけは、一五年以上前まで遡る。 「二〇〇〇年くらいから三年半ほど、仕事部屋のマンションの一室から一歩も出ずに、ひたすら小説を書く生活
横山秀夫、警察小説を語る 「書くエンジンは、主人公の心にある」
 今から20年前の1998年、衝撃的な警察小説が刊行された。横山秀夫氏のデビュー作『陰の季節』である。刑事を主人公とせず、警察の管理部門に属する人々の葛藤を描いた本作はベストセラーとなり、第2作『動機