法月綸太郎

法月綸太郎さん
 デビュー第二作『雪密室』(一九八九年)に始まり、日本推理作家協会賞受賞作を含む短編集『法月綸太郎の功績』(二〇〇二年)や第五回本格ミステリ大賞を受賞した『生首に聞いてみろ』(二〇〇四年)など、ミス
▽▷△超短編!大どんでん返し▼▶︎▲ 法月綸太郎 「親友交歓」
 中学の同級生だったH君が電話をくれたのは、例の騒動がまだくすぶり続けていた頃である。声を聞くのは十数年ぶりだったが、相手が名乗った瞬間に懐かしい顔が目に浮かんだ。 「覚えていてくれて嬉しいよ」とH君