書店員さん おすすめ本コラム
著者買いするなら次はコレ!
ジュンク堂書店京都店(京都) 村上沙織さん
『恋と禁忌の述語論理』井上真偽 過去に遭遇し、すでに名探偵によって解決したはずの殺人事件。大学生の詠彦は天才数理論理学者である叔母、硯に数理論理学を使ってその推理が本当に正しかったのかを検証してほしいと依頼します。
独り時間の癒しと楽しみ
SHIBUYA TSUTAYA(東京) 内山はるかさん
『バー・リバーサイド』(吉村喜彦著)
二子玉川にある「バー・リバーサイド」。その名の通り多摩川を望む小さなバー。
店の大きな窓からは季節の移ろいや、河の表情がよく見える。
二子玉川にある「バー・リバーサイド」。その名の通り多摩川を望む小さなバー。
店の大きな窓からは季節の移ろいや、河の表情がよく見える。
板倉俊之ひとり応援団
丸善ラゾーナ川崎店(神奈川) 山田佳世子さん
お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之さん、と聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか。どこか不思議で奇妙なキャラクターを演じるボケ担当の人。またはサバイバルゲームとかガンダムが好きなマニアックな人、とか。
飲みながら読みたいおつまみ小説vol.3
紀伊國屋書店天神イムズ店(福岡) 嘉村佳奈さん
春が来ると、私は気分をすっきりさせたくなる。社会人なので特に進級したり、がらっと環境が変わるというわけでもないけど、靴を新調するみたいな気分で、心も新調させたくなる。そんなすっきりしたい気分にぴったりの小説とお酒を三つ、ご紹介します。ふんわりお酒に酔いながら、生き方とか働き方を見つめ直してみませんか。
妖? 怪奇もの? 不思議な世界を堪能できる本とそれを彩る表紙画
明正堂アトレ上野店(東京) 増山明子さん
『ジンカン 宮内庁神祇鑑定人・九鬼隗一郎』(三田誠著) 頑強な体躯の九鬼さんと就活に失敗した訳アリの勇作コンビが活躍する3話からなる連作短編。特殊文化財(トクブン)を鑑定し管理する。その中には魔術を施した骨董品などもあり九鬼と普段は大人しい勇作が意外な方法で回収する。個人的な読みどころは九鬼さんの描写。とにかくムキムキで美しくストイックな描写が読んでいて楽しい。
近くにいる人が、とても大切に思える本
戸田書店静岡本店(静岡) 古川明大さん
ドイツ・ラウジッツ地方の森に古くから伝わる伝説を児童作家オトフリート=プロイスラーが小説化した『クラバート』。森の中、貧しい放浪生活を送る少年・クラバートは仲間と共にある納屋に寝ていた晩、11羽のカラスの声に目を覚ましました。
妖? 怪奇もの? 不思議な世界を堪能できる本とそれを彩る表紙画
明正堂アトレ上野店(東京) 増山明子さん
『ジンカン 宮内庁神祇鑑定人・九鬼隗一郎』(三田誠著) 頑強な体躯の九鬼さんと就活に失敗した訳アリの勇作コンビが活躍する3話からなる連作短編。
近くにいる人が、とても大切に思える本
戸田書店静岡本店(静岡) 古川明大さん
ドイツ・ラウジッツ地方の森に古くから伝わる伝説を児童作家オトフリート=プロイスラーが小説化した『クラバート』。森の中、貧しい放浪生活を送る少年・クラバートは仲間と共にある納屋に寝ていた晩、11羽のカラスの声に目を覚ましました。
いつも心の中に一緒にいる登場人物達なのだ!
正文館書店知立八ツ田店(愛知) 清水和子さん
味噌汁の鍋を火に掛けると唐沢雪穂を必ず思い出す。『白夜行』東野圭吾(集英社文庫)の主人公の一人だ。噴きこぼれた鍋をどうしたのかが、彼女の正に人生の分かれ道だったんだなあと思いを馳せる。
いくつになっても人生は驚きと発見に満ちている! な3冊
紀伊國屋書店広島店(広島) 藤井美樹さん
新しく時代が動くときは猛烈なエネルギーを必要とするものだ。それは「大衆の流れ」でもあり「強烈な個人」でもある。