流浪の月

◉話題作、読んで観る?◉ 第50回「流浪の月」
 2020年の「本屋大賞」を受賞した凪良ゆうの小説『流浪の月』を、『悪人』『怒り』などで知られる李相日監督が映画化。ネット上での中傷が続くデジタルタトゥーや家庭内暴力によって居場所を失った男女の姿を、いっさいのケレン味を排して描いている。更紗(広瀬すず)は10歳のときに女児誘拐事件に遭った被害者としてのトラウマを抱えて