HKT48田島芽瑠の「読メル幸せ」第14回
第14回
6月になりました?
先日、人生で3回目となる本棚が壊れる事件が発生しました。
私のお部屋には、結構大きめの本棚があるのですが…
最近は本の重さに耐えきれずに棚が壊れてしまうんです。
皆さんはどうしていますか?
私はもう本もぎゅうぎゅうで結構大変です?
しかも、嬉しい事に私の本好きが移ったのか弟も本が大好きなんです!小さい頃は興味がなくて悲しかったんですけど、大きくなるにつれ私の本棚から本を持ち出しては読んでるみたいで、学校にも持って行ってるみたいなんです!なんだかとっても嬉しいです(^○^)
なかなかさよならをするのは寂しいし、かといってこれ以上増えたらもう大変!
何百冊もあるので、何かいい方法があるといいのですが…
あと一回本棚が壊れたら本気で両親と考えたいと思います!
もしいい対処法がありましたら教えてください☺️
さて、6月はジメジメして心もどこかどんよりする季節ですよね。
そんな時は癒しが欲しい!
ということで、今月のオススメはこちらです!
坂木司さんの『アンと青春』です。
私の大好きな和菓子のアンシリーズ!!!!
初めて読んだのは 「和菓子のアン」という作品です。
(読まれたことがない方は、「和菓子のアン」から読まれることをオススメします)
デパ地下にある和菓子店 「みつ屋」で働く18歳の少女アンちゃんが主人公の物語。
個性的な登場人物達に囲まれて、一歩一歩成長していくアンちゃんの姿にどこか自分を重ねながら読んでしまいました。
自分が何を目指すべきなのか、小さい頃から見ていた夢や目標が何となくぐらついて、わからなくなる。
子供と大人の狭間で垣間見る現実の厳しさ。
本当は何がしたいんだろう、自分はどうなりたいのかと一喜一憂しながら、日々自問自答して自分の居場所を探そうとする。
私も本当に一番なりたい夢がわからなくて、だからこそ色んな事に挑戦して見つけていきたいと今は考えています。
何かが見つかって、これだって閃いた時に人は新しい道に行く決断をするのでしょう。
焦る気持ちもあるけれど、焦ったって仕方がない、見えるものが見えなくなってしまわぬよう頑張ろう。
いつか見つけたい。大切なもの、それがあれば大丈夫だと思えるもの。嬉しいもの。そうなればきっと、まっすぐ歩いて行ける。(本文367pより)
アンちゃんの言葉には共感できることが沢山あって、今を悩み生きる若者達にも是非読んでほしいと思いまします。
時々、アンちゃんの心の声が独り言のように綴られている一文があるのですが、これがまたわかる!と思わされるんです!私の心の中とも似てる(笑)
アンちゃんの素敵だなと思う事は、目標がないと言いつつも和菓子のことに関して凄く勉強して、努力家なところと、きちんと反省してごめんなさいが言えるところです。
凄くしっかりした子なんです。18歳とは思えない。
アンと青春は和菓子のアンからの続きになっているのですが、アンちゃんの成長をとても感じます。頼もしい。私も頑張らなきゃ!
謎解き要素もあり、和菓子は奥が深いなぁと勉強になることも沢山です。
和菓子の良さを感じて、今すぐにでも和菓子屋さんに行きたくなります!
ほっこり、あったかい優しさがギュッと詰まった幸せを感じる一冊です。
まっすぐで心優しいアンちゃんと素敵な仲間達の心温まる物語。
読了後は本当にほわ~とした気持ちになれます。
きっとあなたも癒されること間違いなしです!
あー、お腹すいちゃった!
とっても美味しいものが食べたい気分です☺️
今月も読んでいただきありがとうございました。
皆様、良い本の旅を。
田島芽瑠でした。
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