平松洋子著『父のビスコ』が第73回読売文学賞(随筆・紀行賞)を受賞しました!
本日2月1日(火)、第73回読売文学賞受賞作が発表され、随筆・紀行賞を『父のビスコ』(平松洋子著)が受賞しました。
『父のビスコ』は著者初となる自伝的エッセイ集。幼少期や家族のこと、生まれ育った倉敷について、滋味深い筆致で綴っています。
『父のビスコ』
平松洋子
小説丸では、『父のビスコ』刊行時の平松洋子さんのインタビューを掲載中です。「本の窓」に連載中である2019年に亡くなったお父様の、最晩年の日々を綴った表題作「父のビスコ」をはじめ、どのような想いで紡がれたエッセイが収録されているのか。これを機に、書籍と合わせてお楽しみください。
▼平松洋子さん刊行時インタビューはこちら▼
【著者プロフィール】
平松洋子(ひらまつ・ようこ)
1958年岡山県倉敷市生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。食と生活、文芸と作家をテーマに幅広い執筆で知られる。2006年『買えない味』で Bunkamura ドゥマゴ文学賞、12年『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『サンドウィッチは銀座で』『食べる私』『日本のすごい味 おいしさは進化する』『忘れない味』『肉とすっぽん』『下着の捨てどき』『遺したい味 わたしの東京、わたしの京都』(共著)など。
(写真/黒石あみ)