第2回【GOAT × monogatary.com 文学賞】作品募集中! 第1回に続き、選考委員長に加藤シゲアキ氏を迎え、受賞作品は「GOAT」第2号に掲載!
「第2回 GOAT × monogatary.com 文学賞」の作品を1月20日より募集しています。
第1回に続き、選考委員長に加藤シゲアキ氏を迎え、1月20日(月)~2月17日(月)まで作品の募集を行います。受賞作品は文芸誌「GOAT」第2号に全文掲載予定です。
第2回 のテーマは「破る」。
小説だからこそ表現可能な、ルールや固定観念や、選考委員の予想を打ち破ってくれる物語のご応募をお待ちしております。
今回より、小説投稿サイト monogatary.com 内での応募に加え、小学館にも本賞の作品募集フォームを開設いたしました。より多くの方から、様々なジャンルの物語をお寄せいただき、素敵な作品と出会えることを楽しみにしています。
また、はじめてこの賞に挑む方に向けて、「GOAT」の編集長・三橋薫のインタビューを実施しました。改めて「GOAT」の立ち位置や「GOAT × monogatary.com 文学賞」の目指す姿、そして今回のお題に関して話していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
みなさまからの投稿をお待ちしています。
第2回【GOAT × monogatary.com 文学賞】実施概要
2025年1月20 日(月)から同年2月17 日(月)14:59まで
「破る」:以下の3つのルールをすべて破ってください。
1. きれいごとだけ書いてください。
2. 誰も傷つけないでください。
3. 噓をつかないでください。
4,000〜6,000字
不問
賞金30万円
選考委員長:加藤シゲアキ(作家)
選考委員:屋代陽平(ソニー‧ミュージックエンタテインメント「monogatary.com」プロデューサ ー)、三橋薫(小学館「GOAT」編集長)
2025年5月末頃に刊行予定の文芸誌「GOAT」第2号の誌面で発表します。
大賞受賞作は「GOAT」に全文掲載させていただきます。
下記2つのうち、いずれかの方法でご応募ください。
選考委員からのコメント
加藤シゲアキ(作家)
第1回の選考後、自分が選考委員長を務めるのは時期尚早ではなかったかと悩みました。とはいえ立ち上げに関わった以上は責任を持って続けていくべきであるという思いに至り、第2回も参加させていただくことにしました。
お題は「破る」ですが、私はこの仕事の約束を破ることはできなそうなので、私の代わりに小説内でルールを思い切り破ってください。
楽しみにしています。
屋代陽平(ソニー・ミュージックエンタテインメント「monogatary.com」プロデューサー)
約束は守るためにあり、ルールは破るためにあります。第1回の選考会終わりに加藤さん&三橋さんとした約束「ぜひ第2回もやりましょう」が破られなかったことがとても嬉しく、文芸誌のルールをも破っていこうとする GOAT の歩みは痛快そのもの。腕利きの道場破りならぬコンテスト破りと出会えることを楽しみにしています!
三橋 薫(小学館『GOAT』編集長)
文芸誌「GOAT」の誕生とともに創設したこの文学賞の第2回を開催できることを、心より嬉しく思っています。
〆切を破られるのは嫌なのに、常識を破るような才能を常に探している。そんな編集者のひとりとして、選考に臨ませていただきます。
現実の世界では許されないことも、小説の中では許されます。自分の殻を破って、思う存分、書いてください。
選考委員プロフィール
1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒業。「NEWS」のメンバーとして活躍しながら、2012年『ピンクとグレー』で作家デビュー。21年『オルタネート』で第164回直木賞候補、第42回吉川英治文学新人賞受賞、第8回高校生直木賞受賞。24年『なれのはて』で第170回直木賞候補。他の著書に『閃光スクランブル』『Burn.−バーン−』『傘をもたない蟻たちは』『チュベローズで待ってるAGE22・AGE32』(全2冊)、エッセイ集などに『できることならスティードで』『1と0と加藤シゲアキ』がある。最新作となる『ミアキス・シンフォニー』を2025年2月26日に発売予定。
2012年ソニーミュージックグループに入社。17年ストーリエンタテインメントプラットフォーム「monogatary.com」を立ち上げ、19年 YOASOBI プロジェクトを発足する。
2006年小学館に入社。『謎解きはディナーのあとで』をはじめとする多数の文芸書を編集。21年12月より文芸誌「STORY BOX」編集長を務める。