◎編集者コラム◎ 『映画「教場 Requiem」ノベライズ』涌井 学 原作/長岡弘樹 脚本/君塚良一
◎編集者コラム◎
『映画「教場 Requiem」ノベライズ』涌井 学 原作/長岡弘樹 脚本/君塚良一

2026年1月1日にNetflixで配信された「教場 Reunion」は、想像以上の反響を呼びました(ノベライズも好評発売中!→『映画「教場 Reunion」ノベライズ』)。配信直後から、編集部の内外で「よかった!」という声が次々に届き、正月に親族で集まった際には、私がノベライズを担当していることを知らない親戚が「教場観た!」と言い出すなど、作品が多くの人に届いていることを実感していました。
後編である「教場 Requiem」は2月20日より劇場公開です。私も大きなスクリーンで観ましたが、木村拓哉さんをはじめ、十崎を追うかつての「教場」生徒たちを演じる俳優陣、そしてこれからの活躍が期待される若手キャストたちの熱演が素晴らしく、前編と同じく一瞬のように感じられる2時間半でした。
なにより改めて心を掴まれるのは、木村拓哉さん演じる風間公親という人物の人間性の奥深さです。適正がないと判断すると容赦無く退校届を突きつける「鬼教官」として恐れられている風間ですが、「君たちのためなら、いつでも共犯者になる覚悟がある」というセリフからもわかるように、自分が受け持った生徒たちへの海のように深い愛にはいつも感動させられます……!
今回ノベライズを担当するにあたり、過去のドラマシリーズをDVDですべて見返したのですが、改めて感じたのは、どのエピソードも本当に面白いということ。一話一話が独立していながら、積み重なって大きな物語になっています。
原作の担当編集者から聞いた話によれば、映画でも描かれたエピソードの中には、実際に担当編集者や原作者の知人が経験した出来事をもとにしているものもあるそうです。ここでは詳しく書けませんが、「あの話は実際にあった」と聞くたび、人間の複雑さと現実の重さに、深い感慨を覚えます。
映画「教場 Requiem」、ご覧になる前やご覧になったあとで、ノベライズもどうぞお楽しみください。映画では見逃していた、風間や登場人物の本心にも、改めて触れることができるかもしれません。ぜひ、隅々まで楽しみ尽くしていただきたいと思います。
──『映画「教場 Requiem」ノベライズ』担当者より






