HKT48田島芽瑠の「読メル幸せ」第43回

HKT48の田島芽瑠の読メル幸せ

第43回


11月になりました?
今年は秋がとても短かったですね。暖かったと思いきや一気に寒くなって着る服にとても悩みました。寒暖差がある毎日ですが皆さん体調お変わりありませんか?

最近みかんが美味しくて毎日食べています? 何個でも食べられちゃうから困りますね。11月は節約が目標なのですが、振り返れば月に使うお金の9割は食費でした。なので食費を抑えれば節約なのですが食費を抑えるって難しいです。だって食べるの大好きなんだもん。…コンビニに気をつけよう。

さて今回ご紹介する本はこちら?‍♀️
小杉健治さんの『父からの手紙』です。

読メル幸せ

家族を捨て失踪した父。残された主人公の麻美子と弟の元にはそんな父から誕生日ごとに手紙が届く。月日が流れ父の失踪から10年後、結婚を控えていた麻美子の婚約者が死体で発見され、弟が容疑者で逮捕されてしまう。突然家族を襲った危機から始まる真実への物語…だけじゃない。家族と関わりのある人達と真実に向かっていく物語と思いきや、全く別の主人公が現れる。10年前義姉のために殺人を犯した圭一は出所し、自分が事件を起こす原因となった義姉を探しはじめる。全く別の2つの事件。2つの物語が真実によってじわじわと繋がり始める。たった1つの真実に関わる全ての人達の物語です。

2つだったものが途中から1つになって終盤に向け加速していくのが面白くて途中から一気読みでした。
実はこの作品、私の中では割とゆっくり読んだ本なんですよね。合間にさっと読みながらとかじゃなく、ちゃんと向き合いながら読みたいなというか、そう読まないと頭がこんがらがっちゃうなと思ってじっくり読みました。だから最初の方は特に一気読みする!って感じではなかったです。正直割と重めな話でもあるから、描写がグロいとかイヤミスってわけではないけど他人の人生を覗き見してる感覚でその重みがしっかりあるって感じです。私的には時間がある時にオススメしたい一冊かな。

読メル幸せ

色んな愛の選択がありました。誰もが愛する人を守る為に愛する人の幸せを願って愛が故の命をかけた決断。共感できるものではないかもしれない。けどこの作品は共感を求めて分かって欲しいわけではないのだなと私は思うので正しいか正しくないかとかそういう事を考えるのではなくその想いに目を向けて読みました。

ストーリーの流れがめっちゃ好きでした。別だと思ってた2つが重なり合う瞬間は興奮して読了後の解放感も好きだった。結末がわかってもう一回読むとまた面白いかもしれないですね。

読メル幸せ

全ての共通点は〝家族〟でした。愛する家族を守る為に、何が本当の救いなのか…。人の幸せはその人にしかわからない。失ってまで守りたいものってなんだろう。私は家族を失ってまで得たい幸せはないです。家族の幸せをいつも願ってます。守るってとてもとても難しい事なのだと改めて感じましたし、今日を家族と笑い合えてる幸せに感謝したいと思いました。

じっくりゆっくりこの作品と向き合ってみてください。良い本の旅を、田島芽瑠でした。

読メル幸せ

(次回は12月中旬に更新予定です)

 
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