HKT48の田島芽瑠の読メル幸せ

第6回


もう10月になりました。

あっという間に秋がすぎ、そろそろ冬に切り替わる頃🌾

皆さん衣替えは済みましたか?

私はまだ…です笑

コートだとまだ暑いけど、カーディガンだと寒いし…
この時期は温度調節が難しくなりますね。

体調にはお気をつけて。。

10月の大イベントといえば、ハロウィンですね!
日本も年々ハロウィンが盛り上がってきていますよね🎃🍭

私も仮装して、ディズニーランドに行くのが楽しみで生きています笑
ハロウィン大好きマンです🙋♀

さて、今回は

背筋がゾクッとなる作品を紹介します。

10月25日発売の

中田永一さん作の『ダンデライオン』です。
 

中田永一『ダンデライオン』



中田永一先生といえば、『くちびるに歌を』ですね。
私も大好きな作品の一つです。

『くちびるに歌を』以来7年ぶりの長編小説!

久しぶりにゾクゾクするミステリー小説を読みました。

あー、怖いって自然と口から出ちゃいました。

いつもは、どこか第三者視点の自分がいて
犯人を予想したり、怪しい人物に注目したりできるけれど
『ダンデライオン』は違いました。

世界観に吸い込まれすぎて、見えているはずのものが見えなくて全く予想ができなかったです。
よく考えれば、わかったはずなのにとちょっと悔しくなります。

タイムリープとは
過去と未来の時間を移動すること。

タイムリープ小説はやはり面白いです。

今回はまた新しい感じがしました。

31歳と11歳の一日だけの入れ替わり。

31歳の僕は、いつどこでタイムリープが起こり11歳の僕と入れ替わりしなければならない事も全て分かってる。
これから起こる出来事全て、観測済みの時間だから。

タイムリープとかタイムスリップの話を読むたびに
未来のことについて全てノートとかに書いて、過去の私に渡せたらいいのになんて思うけれど、
だいたい、未来のことを書いたら都合よく文字が消えてしまったり……。

だから、今回過去の僕が未来の僕の残したノートを読みながら観測済みの時間を過ごして行く姿を見るのは面白かったです。

過去に戻れたら…とよく思いますが
過去の自分がないと、今の私がいなくて
過去を変えてしまったら、今の私はいなくなってしまうんじゃないかと
思ってしまうんですよね。

もし、私が本当に過去に戻れたとしても
結局何も変えないという選択をするのではないかと思います。

その過去があるからこそ、今があるから。

幸せとか不幸せとか考える以前に
今の私も毎日を一生懸命に生きていて
この全力の毎日を否定するのは嫌だなと思うからです。

過去の後悔も沢山あるけど
それを乗り越えて生きているのが今の私だから。

人生は一度きりで充分。
そんな事を思いました。

観測されていない未来では、あらゆることが起きる。

僕たちが望む世界が、きっと訪れる。

たんぽぽは根が残っていれば再生するので、生命力が強い植物です。

たんぽぽのように、根強く
そしてある時はふわっとどこかに飛んでまた新しい場所で咲き続ける。
そんな人生を送れたらいいなと思います。

皆さんも、『ダンデライオン』の世界に吸い込まれてみてください。

良い本の旅を。田島芽瑠でした。



(次回は11月中旬に更新予定です)


「読メル幸せ」アーカイヴ
第6回▶︎中田永一さん『ダンデライオン』
第5回▶朝井リョウさん『武道館』
第4回▶芦沢央さん『いつかの人質』
第3回▶宇佐美まことさん 『骨を弔う』
第2回▶今村夏子さん『星の子』
第1回▶森絵都さん『カラフル』

「読メル幸せ」連載開始直前緊急Q&A!はこちら

▼HKT48オフィシャルサイト
http://www.hkt48.jp/

▼田島芽瑠さんのプロフィールはこちら
http://www.hkt48.jp/profile/37