開催決定!「伊集院静 旅行鞄のガラクタ」展

開催決定!「伊集院静 旅行鞄のガラクタ」展

 作家・伊集院静さんの最新エッセイ集『旅行鞄のガラクタ』が、本日(2022年11月28日)発売されました。

 伊集院静さんといえば、先ごろミュージシャンの桑田佳祐さんが伊集院さんの自伝的随想『なぎさホテル』と同名タイトルの新曲をベストアルバム『いつも何処かで』に書き下ろしたことでも話題になったばかり。伊集院さんの『なぎさホテル』を読んだ桑田さんは自らのラジオ番組で「感動しました」と語り、伊集院さんは桑田さんのベストアルバム特集記事「桑田新聞」に特別寄稿を贈りました。
 そんな伊集院さんの最新エッセイ集『旅行鞄のガラクタ』、その内容は──。

「私は社会人になってから、国内、海外にかぎらず、一年の半分近くを旅の日々に身を置いていた」
 というまえがきからはじまる本書は、全日空グループ機内誌『翼の王国』で好評を博した連載全34話をたのしめる贅沢な一冊です。作家が国内外の旅先(12か国)で出逢い、じっさいに持ち帰った品々にまつわるエピソードが綴られています。
「子供の時からガラクタを拾ってポケットの中に持ち帰り、並べて置く癖がありました」と語る伊集院さん。旅先から持ち帰ったものは、いわゆる土産物店で売られている商品ばかりではなく、意外なモノもたくさん並んでいます。たとえば、スペイン・モンロッチを訪れたときの〝ガラクタ〟は、干涸びたエンドウ豆。伊集院さんが「そんじょそこらのエンドウ豆とはわけが違う」と語る理由は、画家ジョアン・ミロの名作にあるようです(詳しくは本書でおたのしみください)。

『旅行鞄のガラクタ』より

 ほかにも、中国・重慶の川原で拾った三峡石、フランス・ドーヴィルのレストランでもらったマテ貝の殻、香港である老人から贈られた三本足のガマの置き物、フランス・トゥールーズで打った競馬の投票券……などなど。珠玉の紀行エッセイを、作家とともに旅をした〝ちいさな宝物〟たちがカラー写真で彩ります。

 そして、この『旅行鞄のガラクタ』の刊行を記念したイベントの開催が決定しました!

「伊集院静 旅行鞄のガラクタ」展
会期:2022年12月2日(金)~2023年2月28日(火)
▶︎開場時間:9時30分~18時
▶︎休館日:土・日・祝日、12/29〜1/4
会場:小学館ビル1階
(東京・千代田区/地下鉄「神保町」駅A8出口直結)
MAP
*観覧無料 *事前予約不要 *写真撮影可

「色とりどりのグッズは、私と妻の、それぞれの思いが詰まった旅行鞄の中で旅をしたものである。読者の方々の好みはあるだろうが、どれひとつ、ガラクタと言い捨てられるものはない」
 作家・伊集院静さんが本書にそう綴った〝ちいさな宝物〟の数々を、ご覧いただける貴重な機会です。
 お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

【好評発売中】

旅行鞄のガラクタ

『旅行鞄のガラクタ』
伊集院 静

伊集院 静(いじゅういん・しずか)
1950年山口県防府市生まれ。立教大学文学部卒業。「皐月」で作家デビュー。その後『乳房』で吉川英治文学新人賞、『受け月』で直木賞、『機関車先生』で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞、『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼󠄁太郎賞受賞。2016年紫綬褒章受章。2021年野間出版文化賞受賞。『美の旅人』『夢のゴルフコースへ』『旅だから出逢えた言葉』シリーズ、『なぎさホテル』、『大人の流儀』シリーズ、『タダキ君、勉強してる?』『大人への手順』など著作多数。

荒木 源『PD 検察の犬たち』
◇長編小説◇里見 蘭「漂白」連載第219回