【京都市アート×ビジネス推進拠点「器」×STORY BOX】赤神諒の短編バナーイラストを募集!

器 × STORYBOX 赤神諒氏バナーイラスト募集

 小学館の文芸WEBマガジン「STORY BOX」は、京都市のアート×ビジネス推進拠点「器」とコラボレーションし、赤神諒氏による短編「七分咲き」の掲載時バナーイラストを募集します。

 短編「七分咲き」は、京都の三条大橋を舞台に、新選組一番隊組長・沖田総司の任務から始まった「恋」と大義に対する覚悟を描いた歴史小説です。今回は、この短編が掲載される「STORY BOX」5月号(4月10日配信予定)にて、作品の顔となるバナーイラストを募集いたします。下記、あらすじから浮かんだ作品イメージを規定サイズでご応募ください。

 大賞作品は、デザイナーによるタイトル・著者名等のレイアウトを経て、クレジット付きで作品バナーとして掲載されます。また、大賞作品以外にも、著者の赤神諒氏、京都芸術センター副館長をはじめとする選考メンバーが選出した作品は、「小説丸」の記事にて紹介させていただくほか、丸善京都本店でのデジタル額縁による展示を予定しています。

募集内容
【お題】赤神諒・著「七分咲き」雑誌掲載時バナーイラスト

【募集期間】2024年1月29日(月)10:00 ~ 3月5日(火)23:59

【発表】2024年4月10日(水)頃予定

【募集要項・応募フォーム】アート×ビジネス推進拠点「器」のこちらをご確認ください。

「七分咲き」あらすじ
「総司、三条大橋で京娘と恋をしてこい」。鴨川沿いの桜見物もあり、多くの人が行き交う春の三条大橋。絶対的な存在である近藤勇からの命に従い、沖田総司は朝から目ぼしい女性に直截に声を掛けては、逃げられ続けていた。諦めかけていた時、丁子色の小袖が目に留まる。比叡山を眺めながら物思いに耽る彼女は、咳を診てもらった医者の娘・沙羅だった。素性を隠した総司と沙羅の、河原での逢瀬が始まった。
※本作は後編の発表を予定しており、後編の作品公募も実施予定です。

著者・赤神諒について
 1972年京都府生まれ。上智大学教授、弁護士。2017年『大友二階崩れ』(「義と愛と」改題)で第9回日経小説大賞を受賞しデビュー。23年『はぐれ鴉』で第25回大藪春彦賞を受賞。近著に『仁王の本願』『友よ』『誾』『火山に馳す 浅間大変秘抄』などがある。

京都芸術センター アート×ビジネス推進拠点「器」について
 京都市では、アーティストの創作発表活動の支援を行う京都芸術センターを拠点に、アート×ビジネス推進事業を展開しています。施設の一部をスタートアップやソーシャルビジネスなどの企業・起業家向けのオフィスとして貸し出すほか、京都芸術センターが有する多様な創造力を活かし、アートとビジネスの融合を目指し、交流会や、セミナーやワークショップ、マッチング事業などを実施しています。

小学館文芸WEBマガジン「STORY BOX」について
「面白いエンタメ小説を届けたい」という思いから2009年8月に創刊した文芸誌です。2023年8月にWEBマガジンとしてリニューアルしました。豪華執筆陣による、今までにないテーマや切り口、既存の枠にはとらわれない物語を多数掲載しています。


 一同、皆さんの自由な発想による力作をお待ちしております。

 

\赤神諒 前回の短編はこちら/

 
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