◎編集者コラム◎ 『都立水商3年A組 卒業』室積 光

◎編集者コラム◎

都立水商3年A組 卒業』室積 光


水商著者写真

都立水商!』は、室積光さんのデビュー作です。2001年に刊行されるや、水商売専門の高校という斬新な設定が大きな話題となり、猪熊しのぶさんによるコミック化が決定。累計250万部を超えるベストセラーになりました。それから年月は経過し、昨年12月に『都立水商! 2年A組』を、今年1月に連続刊行を実施した本作が、シリーズの完結編となります。

 舞台は、創設から30年後の水商。中学時代いじめられ、行き場所のなかった子達も三年生となり、学校の中心となっていきます。コロナ禍は依然として継続していますが、生徒会を中心に工夫を凝らし、伝統の対校戦を1年ぶりに復活させました。野球部も都大会を順調に勝ち続けます。しかし週刊誌に水商生の援助交際疑惑が掲載され、またしても学校の存続が危ぶまれます。果たして、都立水商創立三十周年式典は無事に開催できるのでしょうか?

 伝説のテレビドラマ「3年B組金八先生」に出演していた著者だからこそ描けた、笑って泣ける青春群像劇。かつて高校生だった、すべての人に読んでほしい。きっと、この高校に入学したかったと実感できるはずです!

──『都立水商3年A組 卒業』担当者より

都立水商3年A組 卒業

都立水商3年A組 卒業
室積 光

ゲスト/宇多丸さん◇書店員が気になった本!の著者と本のテーマについて語りまくって日々のモヤモヤを解きほぐしながらこれからの生き方と社会について考える対談◇最終回
◇長編小説◇里見 蘭「漂白」連載第226回