ほどなく、お別れです

週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん うさぎや 矢板店 山田恵理子さん
 ウクライナの4歳の女の子が空爆で命を落としたと自宅でつけているテレビのニュースから流れてきた。亡くなる1時間前に母親と笑顔で歩いていた映像に涙が出てくる。幼い子どもの被害に耐えられない。もうやめてと世界中から願っても止められない。もっと現代には秩序があると思っていたが、幻想だった。『モノクロの夏に帰る』を執筆するにあ
◎編集者コラム◎ 『ほどなく、お別れです』長月天音
 7月6日に文庫判が発売となった『ほどなく、お別れです』は、長月天音さんのデビュー作です。2018年に第十九回小学館文庫小説賞を受賞(応募時タイトル「セレモニー」)し、単行本として刊行された際には、グリーフケア(身近な人を亡くし悲嘆に暮れる人に寄り添い、立ち直るまでの道のりをサポートする遺族ケア)小説として大きな反響を