下村敦史

「推してけ! 推してけ!」第12回 ◆『アルテミスの涙』(下村敦史・著)
評者・今村昌弘(作家)この病室で、何かが起きた。それが最大の問題だった。 書評は、毎度のようにジレンマに陥る仕事だ。できることなら何も知らぬまま本を手にとってほしいと願いつつ、多少の内容を明かさないことには魅力が伝わらない。この物語はある私立病院に勤める産婦人科医、真理亜の視点で幕を開ける。ある夜当直についていた真理亜
下村敦史『アルテミスの涙』
20作目 『闇に香る嘘』(講談社)で第60回江戸川乱歩賞を受賞してデビューしてから早くも7年。『生還者』(講談社)、『真実の檻』(KADOKAWA)、『黙過』(徳間書店)、『刑事の慟哭』(双葉社)、『悲願花』(小学館)、『同姓同名』(幻冬舎)、『ヴィクトリアン・ホテル』(実業之日本社)等々、各社で警察小説や医療ミステリー、山岳ミステリー、冒険小説と様々なジャンルの作品を書いてきました。
◎編集者コラム◎ 『悲願花』下村敦史
 書店員さんや熱いファンの間では、〝シモムー〟の愛称で知られている下村敦史さん。そんな可愛らしい愛称がしっくりくるような、穏やかで優しいお人柄が魅力の下村さんですが、書かれる作品は骨太で、扱いにくいような重いテーマに次々に挑戦されています。
イラストQ決定
 下村敦史さんの新作ミステリー『悲願花』の電子版カバーイラストを募集する「イラストQ」には、201作もの個性あふれる素晴らしい作品が集まりました。ご応募くださった皆様、ありがとうございます!  下
下村敦史さん『悲願花』
 筆力のある若手のエンターテイメント作家は誰? と聞いたとき、出版関係者や本好きの読者の間では、まず下村敦史さんの名前が挙げられます。江戸川乱歩賞でデビュー後、ハイペースで新作を発表。さまざまな社会問題をテーマに、緊張感あふれる人間ドラマを描き、数々のミステリランキングに選ばれるなど、評価を上げています。最新作『悲願花』は、一家心中で生き残った女性たちの交錯という、重いテーマを取り上げています。各社からの執筆依頼で引っぱりだこの下村さん。最新作にこめた思いを、詳しく聞きました。
【イラストQ】下村敦史、新作ミステリー『悲願花』電子版カバーイラスト募集!
『闇に香る嘘』『黙過』でいま最も注目される乱歩賞作家、下村敦史さんが放つ新作ミステリー 『悲願花』。 単行本と電子書籍が、12月13日(木)に発売されます。  そこで! 電子版のカバーイラストを大募
shimomurasan
 四月某日、下村敦史は自身のツイッターで『黙過』が完成したことを明かした。〈「闇に香る嘘」でデビューしてから約3年半。11作目。初めて言います。初めて言えます。ようやくです。「闇に香る嘘」を超える"衝