水沢秋生

週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん 啓文社 西条店 三島政幸さん
 ミステリ小説では事件の顛末が描かれるのが普通だが、その場合の最大の焦点(読みどころ)はなんだろうか? もちろん、「この事件の犯人は誰なのか?」であろう。犯人は誰なのか? の謎は、俗に「フーダニット」と呼ばれている。ミステリによっては、犯人の意外性よりも「動機」の特殊性に主眼を置いた作品も多く存在する。それらは「ホワイ
◎編集者コラム◎ 『ミライヲウム』水沢秋生
 水沢秋生さんとの出会いは、ファッション誌の後輩からの紹介だった。出版社に勤めていた友人の作家を紹介したいとのことで、会社の近くのビアホールで会うことになった。その時、横浜中華街の餃子の名店がまずかったという話をしたら、水沢さんもその店に行ったばかりで、自分もそう感じたとのことで意気投合したのを覚えている。そこからはあ
MiraiwoUmu_essay
一寸先の闇の先 「一寸先は闇」という言葉があるように、未来のことは、誰にもわからない。『ミライヲウム』の初稿を書き上げたのは、2019年の7月頃だったけれど、そのときには一体誰が、花火もお祭りも甲子