白石和彌
日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した『ホーンテッド・キャンパス』で知られる櫛木理宇による、長編小説『死刑にいたる病』の映画化。『孤狼の血』で鮮烈なバイオレンス描写を見せた白石和彌監督が、死刑が確定している連続殺人犯と彼に魅了された若者との危険な関係をスリリングに描いている。中学までは優等生だった雅也(岡田健史)だが、今
高校時代、初めて手に取って以降、立花隆さんの本はよく読んでいました。大物代議士の金脈を研究したかと思えばサル学に関心を向ける。とにかく幅がある。興味を広げることで人間とは何か、その外郭を見つけたいとどこかで書かれていました。映画作りで自分が心掛けていることでもあります。『青春漂流』は、自分が何者でもなかった二十歳頃、
新しい作品の制作に取り掛かる時は、自分の中に「これを撮りたい!」と思える衝動を、まず見つけなければなりません。それがなければ気持ちが入った映画にはならないですし、場合によってはオファーをお断りせざ