蛭田亜紗子
一般的な夫婦の絆とは違うところで繫がっている二人が書きたかった 毎回、テーマもテイストもまったく異なる作品を発表し続けている蛭田亜紗子さん。最新作『共謀小説家』は、明治期に小説執筆に心を砕いた一組の夫婦が築いた、独自の絆の話だ。フィクションではあるが、執筆のきっかけはある実在の作家を知ったことだったという。
私たちが恋や結婚に求めるもの
──ランジェリーはときに恋を盛り上げる“小道具”にもなります。小説の後半では久しぶりの恋にときめく颯子が、自分と相手の好みの違いに悩むシーンが描かれますが、おふたりの恋
──本日のトークショー、どうぞよろしくお願いいたします。おふたりは今日が初対面なんですよね?
蛭田 はい、さっき控え室でお会いしたのが初めてです。それにしても間近で向き合うと本当にお人形のような……
◎編集者コラム◎
『フィッターXの異常な愛情』蛭田亜紗子
□メイクを落とさずに寝てしまうことがある
□3年以上、下着のサイズ測定をしていない
□脚を組むくせがある
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