辻村深月
ホラーの文脈の中で謎と真相を用意しようと考えました 「なんか不快だけれどもその理由をうまく説明できない」という経験をした人は多いだろう。辻村深月さんが新作『闇祓』で描くのは、そんな闇に取り込まれる恐怖。著者初の本格ホラーミステリ長編だ。
劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(原作は小学館文庫)の福岡公演開幕を記念したスペシャル企画の第2弾は、辻村深月さんの観劇エッセイです。
監督・脚本・撮影:河瀬直美/脚本:髙橋泉/音楽:小瀬村晶 An Tôn Thât/出演:永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子 佐藤令旺 田中偉登 中島ひろ子 平原テツ 駒井蓮 堀内正美 山本
2003年12月に第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞作『太陽の塔』でデビューした森見登美彦さんと、2004年6月に第31回メフィスト賞受賞作『冷たい校舎の時は止まる』でデビューした辻村深月さんは
冒険の舞台に選んだのは、近くて遠い月面の世界
──日頃からドラえもん愛を公言されてきた辻村さんですが、今回、映画『のび太の月面探査記』の脚本のオファーを受けた際、どのように感じましたか。
実は最初に
不思議な城に集められた少年少女
「何人もの読者の方に、“この本は『冷たい校舎の時は止まる』のアンサーだと思いました”と言われました。デビュー作から読んでくれている人が待っていたものが書けたのかな、と思