近藤史恵

konndou sann
 小説家の「わたし」が、手書きのファンレターを読むシーンから物語は始まる。〈実は、お手紙を書いたのは、先生がわたしたちの話に興味を持つのではないかと思ったからです。(中略)わたしと友達ふたりの、三十年