西加奈子さん原作ドラマ化☆「乃木坂46」4期生から独占メッセージが届きました!

『サラバ!』で多くの読者のこころをつかんだ直木賞作家・西加奈子さんの短編小説「サムのこと」「猿に会う」の2作が、人気アイドルグループ「乃木坂46」4期生11名の出演で連続ドラマ化されることが発表されました。
 2つの短編小説は、どちらも西加奈子さんが作家デビューまもない頃(2004年/2009年)に発表した作品。作家活動初期の名作2編が、このたび実写ドラマとなることに関して、西加奈子さんはこう語ります。

西加奈子さん

いろんな意味で、過去の自分にしか書くことができなかった短編たちです。皆さんがどんな風に「今」の魔法をかけてくださるのか、とても楽しみです。

 原作者も注目のドラマは、動画配信サービス「dTV」で、独占配信されます。「サムのこと」は3月20日から随時配信(全4話)、「猿に会う」は4月から配信予定(全4話)。

サムのこと

 そしてなんと、ドラマの配信開始を前に「サムのこと」に出演の4期生から、「小説丸」にメッセージが届きました!


遠藤さくらさん

サムは、とても謎が多いキャラクターで最初は自分と正反対だと思っていましたが、演じているうちに自分と重なる部分もあって、すごく楽しかったです。
ぜひ、ご覧ください。


早川聖来さん

女の子が女の子に対してかわいいなと思うことや、かわいい子を見てときめくことはよくあるので、そういう気持ちは意外と誰にでもあてはまる部分があるのではないかと思っています。
そんなキャラクターではありますが、自分と少しでも重なる部分があるというところも見つけていただけたら嬉しいなと思います。


田村真佑さん

キムの言動は、男の子勝りでお調子者です。でも、本当はとても繊細な女の子という一面も持ち合わせています。表面上の言動だけでは、本当は何を思っているのか分からない、ということをとても感じさせられた役柄でした。
ぜひ、ご覧になる皆様にも、キムの心の声に注目して見ていただけたら嬉しいです。


掛橋沙耶香さん

モモは自分と似ている部分もあって、似ている服を持っていたりメイクも似ていたり、シンパシーを感じる部分がありました。役をいただけてとても嬉しく、大事に演じたいなと思い撮影に挑みました。
自分の中でとても大切な作品になりました。


金川紗耶さん

スミはリーダー的存在で、誠実なお姉さんで人をまとめることが得意なのだと思います。
その役を演じられるように精一杯頑張りましたので、ぜひ、作品を見ていただきたいです。


サムのこと

 ドラマの原作となる短編小説2作は、これまでそれぞれ別々の刊行物に収録されていましたが、このたび3月6日、原作小説を1冊でたのしめる短編集『サムのこと 猿に会う』(小学館文庫/短編「泣く女」も収録)が刊行されました。
 ドラマの配信を待ちきれないみなさま、それから、西加奈子さんご自身が「過去の自分にしか書くことができなかった」と振り返る活動初期の名作が気になるみなさま、こちらの1冊も要チェックです!

乃木坂46出演ドラマ
「サムのこと」「猿に会う」
dTV特設サイトは
こちら!

 

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