◎編集者コラム◎ 『海が見える家 旅立ち』はらだみずき

◎編集者コラム◎

『海が見える家 旅立ち』はらだみずき


海が見える家_編集者コラム

『海が見える家』のコラムを書く機会も、ありがたいことに四度目となりました。思い返せば、はらだみずきさんに、日常に根ざしたサーフィン小説を書いてほしいと依頼したことから、このシリーズがはじまりました。詳細はこちらをご覧ください。

 そして、前作『海が見える家 逆風』では、主人公の文哉が最後に重大な決心をしました。その想いを伝えようとしたところ、とんでもない光景が飛び込んできたのでした。

海が見える家 旅立ち』は、その翌年から物語がはじまります。農業の師と慕っていた幸吉は? 伝えられなかった想いは? 是非とも本作でたしかめてください。そして、本作をもって、シリーズは完結となります。

 一貫して「幸せのものさし」は自分にあると問い、累計25万部を突破するまでになった『海が見える家』シリーズ。それは、継続して読んでくださった読者の方々。さらには、冬も売れるのだと信じて、平積みしてくれた書店員の皆様。特に八重洲ブックセンターさんには、大変お世話になりました。また店頭の在庫を切らさないよう動いてくれた営業担当。いつも素敵なイラストを仕上げてくれる吉實さんとデザイナーの山田さん。みなさんのおかげです。

 最後に、作品のためにと山暮らしまではじめてしまった著者のはらださん。無理なスケジュールにもかかわらず、執筆いただいたことに感謝申し上げます。

 真っ先に読み終えた読者としては、「ひょっとしたら、また文哉たちに会えるかもしれない」と思えてきます。淡い期待を持って、コラムの締めとさせていただきます。

──『海が見える家 旅立ち』担当者より

海が見える家 旅立ち

『海が見える家 旅立ち』
はらだみずき

◇長編小説◇里見 蘭「漂白」連載第212回
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