人面瘡探偵

週末は書店へ行こう!
 11の文学賞を受賞し話題となり、文庫化されてなお売れ続けている『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、中学に入学したブレイディみかこさんの11歳の息子さんの視点が新鮮で、人種差別・貧困・ジェンダーなどが、ともに悩み考える親子の生の声から伝わってくるノンフィクション作品だ。そして今作ではノンフィクションという
『人面島』刊行記念対談 ◆ 谷原章介 × 中山七里
ミステリーが炙りだす善と悪 傷が人の顔のようになり、意思を持って喋りだす―それが人面瘡である。妖怪や怪異の一種だが、本作では「ジンさん」と名付けられ宿主・三津木六兵と共に金田一耕助よろしく殺人事件の謎に挑む。数ある中山作品の中でも異色のシリーズだ。文庫化で話題の『人面瘡探偵』に続く『人面島』発売を記念して、中山七里フ
◎編集者コラム◎ 『人面瘡探偵』中山七里
『犬神家の一族』『八つ墓村』……巨匠・横溝正史が残した数々の名作は今もファンを魅了し続けています。近年では池松壮亮さんや加藤シゲアキさんが金田一耕助を演じていたのが記憶に新しいですね。金田一シリーズといえば、閉鎖的な土地で殺人が起き、家族の因縁やその地にまつわる怪奇めいた現象が絡み合って……という、いかにも不穏!
はなさん ★★★★ 相続鑑定士は気弱なのに野次馬根性のある三津木と三津木の右肩に寄生してる人面瘡のジンさん。通常業務をただやって終了のはずだったのに、次々に事件が起こって一人、また一人と亡くなっていく遺産相続の候補者たち。次が次がと気になって手に汗を握りながら読みました。自分も主人公になったつもりで読んでいくうちに見え