小田雅久仁

『残月記』小田雅久仁/著▷「2022年本屋大賞」ノミネート作を担当編集者が全力PR
『残月記』の著者、小田雅久仁さんと初めてお目にかかったのは2013年9月のことでした。前年に刊行された『本にだって雄と雌があります』が、小田作品との初めての出合いです。奇想天外な世界と、言葉を尽くした独自のユーモアセンスにすっかり痺れました。『本にだって~』の刊行後、各小説誌に発表された短編も目を瞠る素晴らしさで、なら
週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん TSUTAYA 中万々店 山中由貴さん
小説は不思議な媒体だ。そこにある情景を一瞬で見ることはできない。読むという行為を通して文字が降り積もり、じぶんがそれを読むスピードで、光景やできごとが地面からにょきにょき生えてくる。3Dプリンタで使われる素材が「言葉」だったら、物語が脳内で組み立てられていく過程は、きっとそんなかんじだ。