瀧羽麻子

目利き書店員のブックガイド 今週の担当 八重洲ブックセンター京急百貨店上大岡店 平井真実さん
 家から30分ほどの距離に鎌倉がある。出身どこ? と聞かれると「横浜です」と答えてきた私だが、実際は横須賀市、逗子市の境目のぎりぎりハマっこである。だからなのか桜木町やみなとみらいなどのザ・横浜よりも実は鎌倉の方が行きやすく居心地がいい。神社仏閣を訪ねるのが好きなのも、より鎌倉の居心地の良さにつながっているのかもしれな
◎編集者コラム◎ 『左京区桃栗坂上ル』瀧羽麻子
 京都の大学を舞台に学生たちのキュートな恋愛もようを描く「左京区」シリーズ最新作として『左京区桃栗坂上ル』の単行本が刊行されたとき、著者の瀧羽麻子さんはインタビューでこんなお話をされています(『きらら』2017年7月号より)。
瀧羽麻子さん
京都の学生たちのキュートな恋愛模様を描いた、瀧羽麻子さんの人気シリーズ最新作、『左京区桃栗坂上ル』が6月末に発売されます。幼い頃の淡い気持ちから、ゆっくりと恋が育まれていく青春小説です。「左京区」シリーズのファンだという、三省堂書店新横浜店の佐々木麻美さんと紀伊國屋書店新宿本店の今井麻夕美さんが、瀧羽さんに最新作の読み