#真相をお話しします

採れたて本!【国内ミステリ】
 例えば芦沢央の『許されようとは思いません』や『汚れた手をそこで拭かない』、阿津川辰海の『透明人間は密室に潜む』、曽根圭介の『腸詰小僧 曽根圭介短編集』、矢樹純の『夫の骨』や『妻は忘れない』等々、ミステリ界ではここ数年、高水準なノン・シリーズ短篇集が幾つも上梓されている。中でも、どんでん返しの冴えという点で白眉なのが結
週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん 啓文社 西条店 三島政幸さん
 ミステリ小説では事件の顛末が描かれるのが普通だが、その場合の最大の焦点(読みどころ)はなんだろうか? もちろん、「この事件の犯人は誰なのか?」であろう。犯人は誰なのか? の謎は、俗に「フーダニット」と呼ばれている。ミステリによっては、犯人の意外性よりも「動機」の特殊性に主眼を置いた作品も多く存在する。それらは「ホワイ