中山七里 著「被告人、AI」オーディオブック&「STORY BOX」で同時連載開始!
発売、即重版となった『有罪、とAIは告げた』の続編が始動!
2月10日配信のWEB文芸誌「STORY BOX」3月号より、中山七里さんの新作「被告人、AI」の連載がスタートいたします。前作『有罪、とAIは告げた』に続き、新人判事補・高遠寺円が新たな事件に挑みます。
そして新たな試みとして「STORY BOX」の連載と同時に、そのオーディオブックも毎月配信を行うことになりました。いずれも毎月10日に更新予定です。従来のようにテキストで読むもよし、隙間時間を活かして音声で聴くもよし。それぞれのライフスタイルに合った方法で、本作を楽しんでいただけたらと思います。
【あらすじ】
最新のAIを搭載した介護ロボット〈N365〉にリタと名付け、利用していた浅沼啓造が突然死した。警視庁捜査一課の犬養隼人は唯一の「目撃者」たるリタに注目。すると、啓造の死の直前、リタが発した高周波が彼のペースメーカーを停止させたことが判明した。検察はあろうことかリタを被告人として起訴することを決定。東京地裁の新人判事補・高遠寺円はこの前代未聞の裁判にどう向き合うのか。
AIはヒトに殺意を抱きうるのか、その場合、罪に問うことはできるのか。ヒトはAIを裁けるのか──。それは翻って「人間」そのものの本質に迫ることになる。半歩先の未来を描き出す、新たなリーガル・ミステリ!
中山七里(なかやま・しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。『さよならドビュッシー』にて第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年デビュー。岬洋介シリーズ、御子柴礼司シリーズなど多くの人気シリーズを執筆するほか、『護られなかった者たちへ』『セイレーンの懺悔』『作家刑事毒島』など映像化作品も多く手がける。