映画「TANG タング」原作『ロボット・イン・ザ・ガーデン』デボラ・インストールさん、重版出来記念ミニインタビュー 

 二宮和也さん主演、その名も『TANG タング』のタイトルで映画化が発表されたイギリスの小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。このたび、シリーズ既刊4作(『ロボット・イン・ザ・ハウス』『ロボット・イン・ザ・スクール』『ロボット・イン・ザ・ファミリー』)の大重版が出来ました!しばらく品切れ状態が続き、楽しみにしていた読者の皆さまにはご迷惑をおかけしました。今回の重版では、映画情報を掲載した帯を巻き直しています。店頭で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

 映画情報が発表されてからは、二宮さんのファンの方々と著者のデボラ・インストールさんとのSNSを通した交流もはじまり、デボラさんも思いがけない出来事に感激している様子です。そんな著者の、到着ほやほやのミニインタビューをお届けします。日本の皆さんへの感謝に溢れたメッセージをぜひお読みください。


2017年に来日、書店挨拶中のデボラさん。

――映画化発表後、日本の読者や二宮さんのファンとの交流が生まれていますね。

「SNSでの素晴らしい反響に圧倒されています。小説のファンもニノのファンも、とても素敵で、とても熱心で、これ以上の反応は夢にも思いませんでした 」

――映画化、楽しみですね。

「とても期待しています!映画会社のワーナーは私を映画化のプロセスに参加させてくれて、(台本やデザインなど)これまで見たり読んだりしたものすべてに感激しています。台本を読みながら、そのシーンがどれほど感動的なものになるかがわかって、ちょっぴり泣いてしまったことが何度かありました。ファンの皆さんもきっと気に入ってくれると思いますよ」

――『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が日本で舞台化や映画化をしていることを、どう思われていますか?

「この作品をさまざまな形で提供するために、さまざまな才能が関わっていることにとても感銘を受けています。この本が、さまざまな人に自分のスキルを発揮する機会を与えられたことが嬉しいですね。作曲、パペット劇、コンピュータ・アニメーション、もちろん歌や演技、そしてファンアートなど、すべてがそうです。とても特別なものです」

――最後に、日本の読者の皆さんにメッセージをお願いします。

「タング・ファミリーをこのように心の中に迎え入れてくれて、本当にありがとうと言いたいです。今後、私が書くものが皆さんに喜びをもたらすことを願うばかりです。そしてもちろん、いつか日本の読者の皆さんにお会いできることを楽しみにしています!」


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