◎編集者コラム◎ 『胸が鳴るのは君のせい』著/豊田美加 原作/紺野りさ 脚本/横田理恵
◎編集者コラム◎
『胸が鳴るのは君のせい』著/豊田美加 原作/紺野りさ 脚本/横田理恵
映画「胸が鳴るのは君のせい」。原作は、累計発行部数250万部を突破している大人気少女コミックスです。コミックス原作の映画ノベライズを担当するたび、普段は読まない少女コミックスを読めることになるのですが、小中学生時代に少女漫画を読んでいた頃の、ワクワク、キュンキュンした気持ちを懐かしく思い出すことができて、結構好きなお仕事の一つだったりもします。
さて、こちらのコミックスは、主人公の女の子・つかさの性格がとっても可愛いんです。真面目で正義感が強くて、つい皆のために学級委員を引き受けちゃうような。ある意味頑固で融通が利かなくて、でもどうしても自分を曲げられないような。そんなつかさが、超イケメン転校生・有馬と親友みたいに仲が良くて、いつしか、それが友情から恋心に変わっていって……。ついつい先が気になって、全6巻一気に読んでしまいました。
そんな「胸きみ」が、6月に実写化されるとは! どんな映画になるのだろう、と試写会へ足を運びました。つかさ役を白石聖さん、有馬役を浮所飛貴さん(美 少年/ジャニーズJr.)が演じています。白石さんの可愛らしさ(ぽってりくちびるがタイプ…)はさることながら、浮所さんが眩しくて……こんなにキラキラした男子がクラスにいたら大変だろうな…と……(動揺)。ジャニーズファンの方にはたまらない、必見の映画になるだろうと思います。二人の気持ちがすれ違ってしまう感じが、初々しくて可愛らしくて、好きな人に気持ちを伝えるのって、難しいよなァと、これが「キュンキュン」ってやつだよな、と終了後しばらく席から立てず呆然としてました(つい最近まで私も高校生だったはず(ちがいます)なのにな……)。
映画公開まであと約1ヵ月。待ち切れないという方、ノベライズでぜひ予習を! 映画と同じくらい、キュンキュンが詰まった1冊になりました。映画がさらに待ちきれなくなる可能性大! ですが、よろしければぜひ、手に取ってみてください。
──『胸が鳴るのは君のせい』担当者より
『胸が鳴るのは君のせい』
豊田美加
原作/紺野りさ 脚本/横田理恵