いなだ しゅんすけ

稲田俊輔

料理人・飲食店プロデューサー。鹿児島県生まれ。京都大学卒。二〇一一年、東京駅八重洲地下街に南インド料理店「エリックサウス」を開店。著書に『南インド料理店総料理長が教える だいたい15分! 本格インドカレー』など。

「推してけ! 推してけ!」第27回 ◆『キッチンが呼んでる!』(稲田俊輔・著)
評者=平野紗季子(フードエッセイスト) 聖域としてのキッチンで 私の友人に、スニッカーズにキャラウェイシードをつけて食べる女がいる。なんでもキャラウェイはピーナッツと合うのだという。彼女は受動的な食事をしない。自分の好きな味世界、というものを明確に確立しているから、自炊はもちろん、レディメイドの食べ物が向こうからやって
稲田俊輔『キッチンが呼んでる!』
料理という名の物語 「小説を書いてみませんか?」と、小学館の加古さんにお誘いを受けた時、僕は反射的にかぶりを振っていました。「無理ですよ。書き方もわかんないし」しかし加古さんは、「本、お好きですよね。小説も読んでらっしゃるでしょう? きっと書けますよ」と、事も無げにおっしゃいます。「いや、エッセイならともかく、小説はま
稲田さん
近年、スパイスカレーなどで脚光を浴びる南インド料理。そのブームを牽引するのが南インド料理店「エリックサウス」だ。同店に加えて、和食やフレンチビストロなど幅広い分野のレストラン25店舗を経営する円相フードサービス。そのすべてのメニュー監修、レシピ開発に携わる稲田俊輔さんの「美味しい」の秘訣に迫る。