門井慶喜

▽▷△超短編!大どんでん返し▼▶︎▲ 門井慶喜「消費の対象としての尊王」
 元治元年(一八六四)五月中旬というから、京洛中を震撼させた池田屋事件の一か月ほど前のこと。  松山幾之介という新選組隊士が岡山に潜入した。岡山は三十二万石の大藩であるが、おもてむきは新選組に、という