あさのあつこ

「推してけ! 推してけ!」第32回 ◆『神無島のウラ』(あさのあつこ・著)
評者=藤田香織(書評家) 胸に深く突き刺さる〝凄味〟 あぁ、凄い。読みながら…
あさのあつこ『神無島のウラ』
神話と現実と トカラ列島の真ん中に位置する悪石島。そこに渡るために鹿児島港か…
 もっと早く出会いたかった──。本作に対しての気持ちである。正確には出会って…
舞台はある結婚式。出席者1人1人のスピーチや胸に秘めた思いを通して、やがて新…
男性同士の悩ましげな表情や意味深な会話、「友情」と呼ぶにはいささか濃密すぎる…
あさのあつこさん
 本を開くと目に飛び込んでくるのは、九江泰樹と瀬戸田萌恵という二人の名前が記…