新文芸誌『GOAT』刊行記念企画【GOAT × monogatary.com 文学賞】募集開始! 選考委員長に加藤シゲアキ氏を迎え、「モノコン2024」にて本日8月1日より作品を募集します。
お題は「手紙の味」。募集期間は8/1〜8/31。受賞作は新文芸誌『GOAT』に掲載予定!
新文芸誌『GOAT』(2024年11月27日刊行予定)は、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営するストーリーエンタテインメントプラットフォーム「monogatary.com」と共同して、【GOAT × monogatary.com 文学賞】を創設しました。選考委員長に加藤シゲアキ氏が就任し、本日8月1日より作品募集を開始いたします。
小学館の新たな文芸誌『GOAT』は、11月27日に紙で刊行予定です。「自分たちが心の底から読みたい、みんなに本当に読んでほしい小説を集めた文芸誌を作りたい」という編集部の思いから、新たな文芸誌が誕生します。誌名の由来は、紙を愛してやまない《ヤギ》と、《Greatest Of All Time(=史上最高の)》の頭文字から。「かつてない紙の文芸誌を作りたい」という気持ちを込めています。
一方、ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営するオリジナル小説作品投稿サイト monogatary.com では、日々多くのオリジナル作品が投稿され、その作品の数々は、本や音楽、コミカライズ、映像、オーディオドラマ等と様々なコンテンツへ広がっています。そして monogatary.com が主催する「モノコン」は、2018年から始まった、年に一度開催される大型コンテスト。毎年異なるテーマのもと複数設けられる賞の受賞作品はクロスメディア化が約束され、各種メディアでの作品展開が実現しています。今年開催の「モノコン2024」の概要は、ソニー・ミュージックエンタテインメントより本日8月1日に発表されています。
このたび、選考委員長として、「NEWS」のメンバーとして活躍しながら作家としても話題作を発表し続ける加藤シゲアキ氏を迎え、『GOAT』と「monogatary.com」のコラボレーションした【GOAT × monogatary.com 文学賞】を創設します。「モノコン2024」の賞の1つとして、本日より作品募集を開始します。加藤氏が小説賞の選考を務めるのは初めてで、賞の実施にあたっては「唯一無二のオリジナリティ溢れる作品が読めることを期待しています。」とコメントを寄せています。文芸誌『GOAT』のキャッチコピーは「小説を、心の栄養に。」。読者の心に残り、その人を形作るひとつになってくれるような物語をお待ちしております。
【新文芸誌『GOAT』刊行記念企画 GOAT × monogatary.com 文学賞 小説を、心の栄養に。】実施概要
本賞の募集期間は、本日2024年8月1日(木)から同年8月31日(土)です。
新文芸誌『GOAT』の誌名の由来でもあるヤギは「手紙を食べてしまう」とも伝えられることにちなみ、お題は「手紙の味」。2,000~4,000字の掌編小説を審査対象とします。ジャンルは不問。選考委員は作家・加藤シゲアキさんを選考委員長に、屋代陽平(ソニー・ミュージックエンタテインメント「monogatary.com」プロデューサー)、三橋薫(小学館『GOAT』編集長)の3名が務めます。
受賞作は、2024年11月27日に刊行予定の新文芸誌『GOAT』誌面で発表します。大賞受賞作は『GOAT』に掲載させていただきます。
実施概要や応募方法、選考方法、注意事項などにつきましては、「モノコン2024特設サイト」からご確認ください。
選考委員からのコメント
加藤シゲアキ(作家)
言葉は自由です。なんにでもなれて、どこにでもいけて、あんなことやこんなことまで。
だけどその言葉はあなたのもの。
唯一無二のオリジナリティ溢れる作品が読めることを期待しています。
屋代陽平(ソニー・ミュージックエンタテインメント「monogatary.com」プロデューサー)
甘い言葉、苦い思い出、甘酸っぱい青春……などなど、食べ物以外でも味を用いた表現は多様です。手紙を食べてしまうというヤギの名を冠した新文芸誌『GOAT』の刊行に寄せて、monogatary.com らしい自由な発想でお題を設定させていただきました。手紙の数だけあるその味を、あなたの言葉で紡いでみてください。舌なめずりしてお待ちしています。
三橋 薫(小学館『GOAT』編集長)
わたしたちが純粋に「面白い!」と思う物語を届けたいという思いから、新文芸誌『GOAT』を刊行することになりました。小説は自由で、無限の可能性を秘めています。常識にとらわれず、自分の感性を信じて書いてください。かつてない(Greatest Of All Time)物語に出会えることを楽しみにしています!
選考委員プロフィール
1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒業。「NEWS」のメンバーとして活躍しながら、2012年『ピンクとグレー』で作家デビュー。21年『オルタネート』で第164回直木賞候補、第42回吉川英治文学新人賞受賞、第8回高校生直木賞受賞。24年『なれのはて』で第170回直木賞候補。他の著書に『閃光スクランブル』『Burn.−バーン−』『傘をもたない蟻たちは』『チュベローズで待ってるAGE22・AGE32』(全2冊)、エッセイ集などに『できることならスティードで』『1と0と加藤シゲアキ』がある。
2012年ソニーミュージックグループに入社。17年ストーリエンタテインメントプラットフォーム「monogatary.com」の立ち上げ。19年 YOASOBIプロジェクトを発足。
2006年小学館に入社。『謎解きはディナーのあとで』をはじめとする多数の文芸書を編集。21年12月より文芸誌「STORY BOX」編集長を務める。
「モノコン2024」と、テーマ「I(アイ)」について
夏の恒例行事モノコンも今年で7回目。昨年は「KAIKO」と題し、一つのテーマから自由に発想を広げる monogatary らしい形で、トータル約3,000という多くの物語と出会うことができました。
今年のテーマは"I"(アイ)。大手出版社やアーティストとのコラボレーションを含む全5つの賞をご用意しました。monogatary から生まれ、この10月でデビュー5年の節目を迎える YOASOBI とのコラボもあります。自分自身と向き合ったり、大切な存在へ想いを馳せたり、目に見えないものを形にしたり……5つのお題からイマジネーションを膨らませて、あなたなりの"I"(アイ)を自由に表現してみてください。