今村昌弘

今村昌弘さん『魔眼の匣の殺人』
──年末恒例の各ランキングで首位を独占、さらに本屋大賞でも三位になるなど、『屍人荘の殺人』は新人のデビュー作としては異例のベストセラーになりました。今村さんご自身も、あれほどの反響は予想しておられな
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 毎年インフルエンザが流行する時期になると両親から、ワクチンは受けたのか、と尋ねられます。というのも、僕はとても体の弱い幼児期を過ごしたのです。別に先天的な疾患を持っていたわけではなく、ただただ病気が
今村さん
──『屍人荘の殺人』は、新人賞受賞作としては珍しいほどの反響を呼びました。おもしろかったのが、本文の九十三ページで明らかになる「仕掛け」について、誰もが気を遣って、ネタばらしをしないようにSNSなどで