凪良ゆう

◉話題作、読んで観る?◉ 第50回「流浪の月」
 2020年の「本屋大賞」を受賞した凪良ゆうの小説『流浪の月』を、『悪人』『怒り』などで知られる李相日監督が映画化。ネット上での中傷が続くデジタルタトゥーや家庭内暴力によって居場所を失った男女の姿を、いっさいのケレン味を排して描いている。更紗(広瀬すず)は10歳のときに女児誘拐事件に遭った被害者としてのトラウマを抱えて
『滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう/著▷「2021年本屋大賞」ノミネート作を担当編集者が全力PR
「本当にすごい作品は、最初の原稿で編集者の想像を越えてくるものなんだよ」定年を控えた上司が以前言っていた言葉です。『滅びの前のシャングリラ』は私にとって、まさにそんな作品でした。最初に原稿を受け取ったのは2020年の2月。テーマは「地球滅亡」と打ち合わせをしているし、ストーリーもすべて事前に聞いています。なのにラストシ
凪良ゆうさん
世界が滅びても、人は絶望しない  ボーイズラブの分野で確かなキャリアを築き、一般文芸で刊行した初めての単行本『流浪の月』で、凪良ゆうは二〇二〇年本屋大賞受賞の戴冠を得た。 待望の受賞後